この文章は仕事に行かなくなった当初に書き始めました
このときは命金をごすっと減らすとはゆめ思っていませんでした
これからの仕事
いままで会社に行き、いろいろな我慢やつらいことがあったが
四半世紀毎月給料が出ていた。
個人的にかなり業績をあげたときも、逆にテンでだめだったときも、密度の濃い日もたるんだ日も有給を使っても当然ながら組織にいるだけでお金がもらえた。
それらをすてて自由人になったわけで、なにも強制されないし、何の指図もない。
そのかわりなにもしなければ一銭も入ってこない。寄る辺のない立場に飛び込んだ。
いい訳をしても誰にも聞こえていないし、そもそも誰も聞いていない。
人に会わなければ逢わないままの日もいまのところしばらく送れる。
それが幸せかどうかといえば、全くわからない。
そもそも人づきあいも得意ではなく、それで営業をこなすのはかなり負荷がかかる日々だった。
これからは何でもできる。
あれもやろう、これもやろう、と通勤電車の中で自己逃避していたものだがいざ出勤がなくなると、何だか途方に暮れてしまって、特に休める必要もない体を必要以上に睡眠漬けにして日が過ぎる。
読みたいと思って買った本はざっと見渡して二百はある。
暖めていた個人でできる仕事のアイディアもハードディスクのあちこちにぽろぽろと散らばっている。
しかしそれがまとまらないまま、時間ばかりずるずると過ぎる。
なんとなく考えていることは以下。
フィジカルなこと・・・手先や体を使った仕事 木工 清掃など
商取引・・・作成物の販売 収集物の販売 ネット・実店舗
相談業務・・・家計関係(一応2級ファイナンシャルプランニング技能士ではある)
音楽・・・ドラムとベースの腕を超アマチュア級までに仕上げたい。
文筆・・・というと大袈裟だか要はブログなど書いたものをネットにアップ
資産管理・・・自分ヘッジファンドによる資産管理と利益追求
思いつくままに並べてみたが、いまは断片となって空中にそれらが無秩序に舞っている状態。
とりあえず仕事にいってその意味に疑問をもちながらあげていた数々の報告書でも給料の一部になっていたが、今書いているこのような書き物は同じく意味がなくても書き続けることで確実に積みあがる何かがありそうに思えて、日曜の夜の特有の憂鬱さから解放されるも、漠然としたもっとスケールの大きい不安を心の片隅にたたえながら心を鎮めるために書いているという次第であった。23
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