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2018年1月31日水曜日

忖度について


ちょっと話題としては古いですが
今回は ソンタク についてです

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忖度について

忖度という言葉を知ったのは就職試験の漢字練習でだった。
忖度、隘路、杜撰、矜持。
意味も読みも分からなかった。
いままで習った覚えが無かったから。
思えば、忖度ばかりしていた。
ひとのことを気にかけて、これはまずい、とか、こうしたらいいだろう、とか。
しかし、その忖度がきちんとなされたかどうかはまた別だ。
敢えて逆を行き反感を買ったりもする。逆忖度。
いずれにしても忖度は美徳でも過剰でもある。
国語の試験が得意だった。作者が何をいいたいか、という問題がでるとこう答えてほしいだろうな、という忖度が働き、それは十中八九正解となる。
それが、理系の人には理解できないところらしい
確かに、考え方はいろいろあり、当の作者がその国語問題を間違えるなどと言うことは良く聞く話だ。
が、こういってほしいだろうな、という意図が読めることが国語の試験では重要で、それを言い当てるというのは学力とどのような関係にあるのか、確かに良くは分からない。
言われなければ分からない、といわれればそれまでで、そういう言説が当然と、世の中がなりつつある。
そんな中で、忖度をしてもそれを実行しなかった。
何に対して反抗しているのか分からないが忖度を心の深くにとどめていた。
勤め時代の最末期。

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