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2020年7月31日金曜日

疑問氷解

疑問氷解

 

インターネットが一般化しておよそ二十年程度か。この間、長年の疑問がネットによっていくつも氷解した。しかし、私が疑問に思うことはそれほど大層なものではなく、解決しても特に他人の役に立つようなものではない。しかし、そのような、個人的な疑問というのはおそらく誰にでもあって、夢の話を聞かされるようにパーソナルな、おもしろいか、つまらないか、聞いたところで感じることもまちまちだろう。それでも、私はそういう他人の個人的な部分を聞いてみたい。その人の個性が例えば、長年の疑問の内容に反映されると思うから。それとも、割と普遍的で、同じような疑問を抱えて誰もが生きているのか。

長年疑問に思っていたり、もう一度見たい、確認したい、という事柄をネットの中に見つけたとき、私の場合、何だ、こんなことか、と落胆することがほとんどだった。勝手に頭の中で記憶がすり替わったり増幅したりして期待が膨らみ、実際を見ると膨らんだものがすとんとはげ落ちる。気が済んでしまう。そして、疑問は解かれ頭の中で修正され、あるものは忘れ去られ、あるものは正しく記憶され直され、あるものは疑問のままの方がよかった、と後悔を覚える。それでも気になる疑問は何らかの方法で正解に当たりたい。あわなきゃよかったという遙か昔のあこがれの人に似ている。がっかりしたとしても、あわないでいるより、一度は姿を見ておきたいものだ。

2020年7月30日木曜日

職場と生きてきた

職場と生きてきた

 

私のような勤め嫌いの人間でも、長年勤めていると人生の決して少なくない時間を職場で過ごしてきたわけで、人生の様々な局面も職場とともにあった。
例えば結婚したとき、子供が産まれたとき、家族で旅行に行ったとき、家を買ったとき、車を買い換えたとき、妻が勤めを辞めたとき、楽しかったりそうでなかったり様々な思い出が、職場での職務と同時に記憶されている。
あのときはあの顧客を担当していて、結婚のお祝いをもらったな、とか、あのときは仕事的に本当につらいときだった、とか、思い出が仕事に紐付いている。
仕事とともに今までの人生はあったのだ。それで食べていたのだから当然といえば当然、その記憶を消し去るという事は出来ない。
が、基本的に過去にしがみついていたくない。戻ることの出来ない橋をすでに渡って何年も過ぎた。
この生活にもなじみつつある。
職場を抜いた、元サラリーマンの人生。いつか、とうに忘れた初めての職場のように、この間まで勤めていた職場の記憶も薄れて、上司や同僚、部下のことも忘れ去ることになるだろう。結局、最後には個人が残る。相手からも忘れ去られて一人残される。そこからが長い。

2020年7月29日水曜日

がんばる

がんばる

 

幼い頃からがんばるべく教育されている。がんばらなければならないと脅迫されるように成長し、がんばって生きるのが宿命のように人生を送る。
私はがんばらなかった方かもしれないが、少なくとも脅迫観念のように何かしなければ、今よりもよくなるように何かをし続けなければならないと思いながら生きてきた。いつも何かを考え続けてきた。それが性分だった。
そして今、とりあえず時間に余裕ができて、がんばることを停止した今、なんとも居心地の悪い思いがこころどこかにわだかまって、まだ解放されていないな、と思う。
がんばらないことをがんばらなければならないのか。何だそれは。
こう言うときに、そういう気持ち、たとえば、後ろめたさとか自己否定感が心に巣くっていると、多分それは人に伝わる。そして、必要以上に警戒心を強めたり、虚勢をはったり、何とも無駄な空回りを産みそうだ。
今は、歌ではないが、時の流れに身を任せ、成り行きに寄り添い、焦らずに、堕落をおそれずに、自然体で存在することができれば別の景色を見ることができるだろう。
そして、そこから、がんばることをがんばる自分を見つけることができたなら、サラリーマン生活では決して得ることのできない、自由人としての充足感が得られるのではないかとときおり夢想して過ごしている。

2020年7月28日火曜日

会議の昼下がり

会議の昼下がり

 

今思えば会議の多い職場だった。会議のための仕事も結構あった。資料は分厚く、上層の会議になるに連れページが増える。幹部会議の資料を閲覧させてもらうと、単行本一冊分越え、堂々たるものだった。そして、その中では企業特有の文法が使われる。本部などはその作文にいったいどのくらい時間をかけていたのだろうか。厚すぎで読めたものではない。まあ、それは私レベルごときのことで、そうそうたる上層部はそれらの膨大な書類を吟味した上で、経営の舵を取っていたのだろう。それらの方針は会議として落とされてくるのだが、午後の会議では私がよく落とされた。ページは開かれたまま、首がガクンと崩れ落ちる。どんなにがんばっても落ちる。おそらく、睡眠時無呼吸で昼に落ちるというサイクルが慢性化していたのだろう。知り合いで強制的に空気を送る装置を夜つけるようになって昼に眠気を感じなくなった、という人がいた。私もそうすれば昼の活動クオリティがもう少し向上したのかなとも思う。やはり知り合いで無呼吸の人は睡眠時間自体も少なかったと思うが、仕事のし過ぎかどうか知らないがガンで若くして死んでしまった。今は、昼の眠気も寝て解消してしまう。会議の昼下がり、ぼんやりと毒でも薬でもない、人の意見を聞きながら、うつらうつらしていた日々が懐かしい。ならば意見を出せと言われればその通りだが、そのころは辞めることばかり考えていた。もう仕方ないか、という気持ちもあった。だからやはり、辞めたのは労使ともに正解だったのだ。

2020年7月27日月曜日

ギャンブル依存

ギャンブル依存

 

ギャンブルに依存というと違和感があるかもしれないが、一時期スロットにはまったことがあって、今から考えれば依存症の手前ぐらいまでいっていたのかもしれないと思いぞっとする。今はそれが投資に形を変えているだけかもしれないが。
なぜ依存症かもしれないと思ったかと言えば、スロットをやっているときは全く腹が減らなかったからだ。
カクンとレバーを倒し、パチパチパチとボタンを押す。ひたすら何かの修行の様にその動作を繰り返す。無我の境地に入っていく。何もかも別のところにおいてきたようにその動作の虫になっている。
のどは渇いても腹は減らない。時間はいつの間にか過ぎ去っている。リーチがかかり、覚醒する。座り直してボタンを押す。ああ、オバケだ。小当たりのゲームを消化しながら、早速思いは次の当たりに飛んでいる。そして、大当たりが来る。そのあとまた、間もそれほどおかずにまた大当たりが来る。そして一万円を使って三万円勝つ。
その記憶はしっかり脳裏に焼き付く。そして忘れられない。次の日には勝った以上に負けが込む。ムキになる。繰り返しているうちに生活の中心にそれが来る。社会生活に支障をきたし、依存症の診断が下る。
私もその手前ぐらいまでにはいたと思う。勤め帰りには打たずにいられなかったのだから。私の場合はどう抜けたのか。単純だった。
病気になってしばらく入院したのだ。病に苦しむうちに憑き物が落ちたように興味を失った。さらに、のたうち回る痛さのさなか、たばこを吸う状況でもなく、三日間うなされたあげくたばこも何となくやめて、そこから二十年近くなる。
病気により二つの依存状態から抜け出すことができた。そして今は、ネットの世界にどっぷりはまり、かといってITスキルがあるというわけでもなく、寝るかディスプレイの前にいるという有様だ。しかし、腹は動かなくてもしっかり減るのでその分太って始末に負えない。

2020年7月26日日曜日

投資を始めて

投資を始めて

 

2005年昇進した。何か新しいことを始めたいと思った。二人目の子供が産まれ、共働きがきつくなった。妻に仕事を辞めさせた。時は投資ブームだった。お金に働いてもらう。持たざるリスク。今となっては相場のピークを過ぎたときに聞く言葉だと思う。仕事で、ファイナンシャルプランナーの資格を取らされた。PERPBR何のことか全くわからなかった。経済に強くなりたいと思った。セミナーなどを企画することが増え、講師と打ち合わせすることが多くなった。自然、投資にも話が及んだ。まずはやってみるべきだと言われた。自分なりにいろいろ調べた。そして始めた。個別株への投資だった。すぐに30万程度含み損になった。そのままにしておいた。投資信託のバランス型をやってみた。毎月分配のものだった。個別株は何ヶ月後かに70万円ほどの含み益を産んだ。ユニットバスが取り替えられると思った。その年を過ぎて明けてすぐ、ライブドアショックがあった。持っていた。みるみる損失は膨らむ。きつい塩漬けが短時間で仕上がった。のめり込む性格なので、その当時は資産の半分以上いろいろな金融商品に投資していた。感覚がおかしくなった。その後、試行錯誤を重ね、FXにも手を出した。たしか、サブプライム問題の後だった。リーマンショックが来た。百万単位で資金が飛んだ。すべての資産が多額の含み損を発生させていた。デイトレードもやった。有給をとって。生活費の余剰はすべて投資に回した。いつも早めのナンピンで墓穴を掘った。ぬか喜びと絶望を繰り返し、民主党政権での円最高値も経験した。最悪期で資産は40%ほど目減りした。その後、2014年の政権交代からかなり戻した。含み損は見る見る減り、ある資産はロスカットし、FXはやめ、株は含み益を持つようになった。相場の循環を知った。いずれ巡って、元に戻ることもあるのかと。そして、時間の偉大さを知った。大切さを。時間が経てば、ゆくゆく思い描くようになるかもしれない。思いをもつことが重要だ。そして、いま、アーリーリタイアを実現しようとしている。件の講師は、儲かった後、その資金をどう使うのかが重要だと言った。あなたはその資金をどう使いたいの? そのとき答えはしなかったが、組織に属さず、自由に暮らす、がその答えだ。いまここで、改めて答えたい。ちなみに、未だにあの、ユニットバスほどの儲けの時からは一度も総資産がプラスに浮上せずに現在に至る。

2020年7月25日土曜日

大人、自分探しの夏、2017

大人、自分探しの夏、2017

 

髪が抜ける。バスタオルで荒く拭くだけでも何本も抜けている。ガムテープでくっつけて拾う。このようにテープに付いた髪を見ていると、それがたとえ美しい女性から抜けたものと想像しても何となく忌避すべき物に見える。誰でも髪は抜ける。程度差はあるかもしれないが、学歴の差も家柄の差も関わりなく抜ける。むしろ頭脳派の方が抜け激しいかもしれない。おかげさまで私は頭脳派でもなく、幾分量は減ったものの、高校一年の時と同じ髪型を現在もしている。サラリーマンの時も髪をあげたり、後ろに流したりしなかった。今思えば、何へのこだわりだったのだろう。髪をおろすだけで五歳は若く見られる。良くも悪くもある。基本、前髪は鬱陶しい。暑い。高校一年の夏はあまりからっと晴れた記憶が無い。前髪も鬱陶しく、午後、親父が気まぐれでどーんと買ってきたLo-Dの大きなステレオセットでピーモデルの「ランドセル」を聞いていた。それこそ、表も裏も何度も何度も。そして、そのレコードはいま実家からこちらへ持ってきている。かけるのが面倒で、ユーチューブから拾って懐かしい曲を聞いている。そして、曲に合わせて練習マットを叩いている。あのころは菜箸で枕を叩いていた。当時も練習マットはあったが、音が大きく、タッチもリアルドラムとは全く違った。三十六年の時をまたいで、些事の違いはあれ、2017、同じような夏を過ごした。まだピーモデルを聞いているとは高校生の時には思わなかった。あのときよりは少しだが、確実に上達した。今更ながら、早いエイトビートとドラムロールで、だいぶはったりがかませることも覚えた。それでどうするの? と聞かれても困る。また、あの夏のように自分探しを始めてしまったのだから。
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2020初夏まだ旅のとば口のままです

2020年7月24日金曜日

7/22現在の資産配分

日本国債 0.27
外国債券 0.87
米リート 5.40
ワールドリート 0.46
Jリート 10.14
アジアリート 0.50
バランス 0.02
米国株 6.55
世界株 3.48
日本株 0.40
日本レバレッジ 1.72
米レバレッジ 6.95
日本ヘッジ 1.52
米ヘッジ 9.74
日本個別株 19.87
現金 32.10

米ヘッジを導入し 世界インデックス系と米レバレッジの一部を利益確定

今後 インデックスの大部分を売り 米ヘッジを外し 現金比率を高める予定

2020年7月23日木曜日

震災から

震災から

 

東日本大震災から九年。あの日は事務所で資料をまとめていた。いつもとは違う場所にいた。あ、地震、と思ったら立っていられないほどになった。大地震だ、と思った。その日は研修会がありその資料をまとめていた。研修会は半ばまで進んでいたが私の出番は中止になった。会場に集まった人たちはそのまま足止めとなり、テレビを持ち込んでみんなで状況を見守った。携帯はつながらない。家の状況が心配だった。これはえらいことだ、と思った。これから当分、仕事的に地獄が続く、と。当時、スマホはまだ持っていなくモバイルルーターとノートPCを持ち歩いていたので、ネットでも状況を確認した。しばらくして家族と連絡が取れた。全員無事で家に被害もないとのこと。とりあえず近くの、私の実家で様子を見ていると。一階から崩れるから注意してとアドバイスしそのまま様子見。テレビでは銚子漁港に寄せる波で漁船が堤防にぶつかっている様子が写る。それを見て声があがる。非常事態だ。しばらく待機していたが、夕方には社有社で方向が同じ者同士で帰るよう指示があり、四人で乗り合わせて帰路についたが、一時間半のところ四時間程度で帰れたのはまだいい方だったと思う。一晩かけて徒歩で帰宅した人が大勢いたのだから。当時の上司は女性だった。合わなかった。しかし彼女が携帯の電池がなくなるほどいろいろな人から安否確認が届いた、という話をしているのを聴いて、ああ、この人は私とは全く相容れないが相容れる人をたくさん持っている人なのだな、と思った。しかし、仕事上で尊敬できる部分は全くなかった。仕事上だけのつきあいなので、私との関係はそれがすべてだった。そして、その反発は単身赴任へとつながる遠因となったと思っている。でも、その上司も早期退職した。そして、私も早期退職して三年が過ぎた。地震から幾年でいろいろとあって、なるべくしてなるようになったのだ。

2020年7月22日水曜日

つけ麺疑問派

つけ麺疑問派

 

つけ麺? と疑問だ。世の中にはつけ麺が好きで好きで、という方もおいでだろう。別にその方々に敵対するものでもないし、意見も尊重するつもりだ。が、私にはどうもつけ麺は?な食べ物として認識されている。もちろん何度がつけ麺を食べた。しかし、そこが最上のつけ麺を出す店かどうかは知らない。そのせいで疑問符がついている可能性も否定できない。しかしなぜ、ラーメンの様に汁に浸かって居るわけではなくわざわざ別汁につけるのか。そば理論、つまり麺の香りを楽しむ、中華麺の場合は小麦とカンスイの風味を味わう、という趣旨の食べ物なのか。また、麺は温かいのか冷たいのか、汁は熱いのか冷たいのか、いろいろな組み合わせも余分な選択に頭脳の端を使い面倒。それらの選択肢は店単位と言うことになるのだろうが、その事前告知は? ラーメンならふつう温かい汁に浸かっているという一択。冷やしなら冷たいの一択。冷たい麺を温かい汁につけて汁が冷めるという現象を食の領域で私は理解できない。また、汁がなくなっていくという問題。汁が塩辛いという問題。汁が薄まるという問題。それらの問題は食の途中の変化として楽しむべき変化なのか。それを理解する人たちがいわばつけ麺喰いの人々で、分からないのがつけ麺疑問派ということになるのだろうか。

2020年7月21日火曜日

相場の座学

相場の座学

 

受験勉強では、手を使って主に要点をまとめてわかりやすく頭の中に収めるような作業をした。私立文系の勉強は主に暗記力で乗り切るような試験問題だったので、英単語を覚え、イディオムを覚え、文のつながり方を覚え、漢字の書き取りをして、様々な経済政策や、その考案者、また、権力の構造や、どのような法律によりなにが規定されているのかなど、参考書をとにかく読んで書き、指にペン蛸を作ってひたすら書きまくったものだ。その挙げ句があの大学かい? と言われるとまあ、返す言葉はない。高校二年までは受験に備えて、全く勉強という物をせずに朝から夜まで学校や友達の家や、夜の田舎町や都会をうろついて、とにかく目新しい体験を求め続けた。その体験はどのように自分の実になっているのかは知らない。ただ、当時も、同じ様な若い奴らが町中にあふれていた。と感傷はこのくらいに、あの頃のような勉強を自分でテキストになるような物を考えながら、自分で素案を作って、自分でわかりやすい表にして、自分でペン蛸ができるほど指腕で脳味噌にたたき込んで、実践の相場の勉強を地味に始めていくしかないかと感じている。受験勉強が大学合格というインセンティブを受けるなら、相場の勉強は、相場の儲け、というインセンティブが得られるといえばそうとは限らない。しかし、相場の初級者を脱して、少しでも上達し、技術を身につけるためにはそれら一連の作業は不可避と感じている。五十を幾つか過ぎての座学。実践に基づき、損や利益を出しながらのアナログな学習。こうして勉強してきた世代には手指を使った書き勉強がやはりしっくりとなじむに違いない。

2020年7月20日月曜日

写真について

写真について

 

写真のよしあしがよくわからない。技術的なことはもちろん、本になっていたり、SNSに載っている写真などは、みんなよく思えてしまう。しかし、被写体がたとえば、桜とか富士山とか夕焼けの湖などになったとたんに点数が辛くなる。誰が見ても美しいと感じられるような物については素直になれない自分がいる。この場合、写真に閉じこめるよりも自分の目に閉じこめてその記憶を味わう方が実になるような気がする。しかし、自分でもそのような被写体はおもわずパチリとやってしまうのでひとをとやかく言える筋合いではない。写真は機械が介在するのでどうしても機材頼りになるような気がして仕方がない。写真には写真の道があり奥深く極めるのは容易ではないのはわかるが、素人はつい偶然にいい写真が撮れてしまうのではないか、と甘い考えを抱いてしまう。何も知らない方がよかったりするかもしれない。奥深さに気づいたとたんに愕然とし萎縮してしまい、写真がこざかしくこじんまりしてしまいそうだ。そうなるとイノセントに戻るのはむつかしい。その、イノセントがよかったのかだめだったのかは別としてはじめの方がましだったということはよくあることで。

2020年7月19日日曜日

7/17現在の資産配分

日本国債 0.27
外国債券 0.85
米リート 4.91
ワールドリート 2.78
Jリート 9.91
アジアリート 0.48
バランス 0.02
米国株 9.46
世界株 8.16
日本株 0.72
日本レバ 2.33
米レバ 8.37
日ヘッジ 1.51
米ヘッジ 9.69
日本個別株 19.51
現金 21.00

米ヘッジを実行
不採算インデックス売り決行
インデックス→レバレッジ投信に切り替えるためにヘッジをかけたのでインデックスを売り終わった後にヘッジをどうするか

ヘッジのまま
ヘッジを外した資金を下げたら買いに回すか


2020年7月18日土曜日

7/17現在の投信保有状況

覚書
世界インデックスわずかに上昇
米株さえず
アライアンスはナスダック不調でさえない
米ヘッジをかけた
ワールドリート低調
Jリートも低調
Jリートためしにヘッジを導入
不調インデックス等売却完了
他のインデックスも処分予定 レバレッジ投信に切り替え資金
 効率を図る


-173.02 SBI-SBI 日本株3.7ベアIII
-36.86 ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算
      型)(ヘッジなし)
-33.62 ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配
      型)
-29.15 フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッ
      ジなし)
-26.13 ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算
       型)(ヘッジあり)
-24.28 フィデリティ・Jリート・アクティブ・ファンド
-14.75 アジア好利回りリート・ファンド
-11.07 ピクテ・グローバル・インカム株
-8.32 楽天-楽天日本株3.8倍ベア
-6.55 グローバル3倍3分法ファンド
-3.22 eMAXIS Slim バランス(8資産均等
      型)

34.81 大和-iFreeレバレッジ 
       NASDAQ100
31.43 SBI-SBI日本株4.3ブル
25.95 大和-iFreeレバレッジ S&P500
14.74 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信
      Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配
      金提示型
12.61 農林中金-NZAM・レバレッジ 米国株式2倍
      ブル
12.00 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信
      Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配
      金提示型
7.60    野村-野村ブル・ベア セレクト8(米国株スー
      パーブル8)
7.24    モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム
      株式オープン(為替ヘッジあり)
6.50    レオス-ひふみプラス
4.65    ひふみワールド+
4.20    モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム
      株式オープン(為替ヘッジなし)
3.18    iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジ
      あり)
3.00    楽天・全米株式インデックス
2.73    eMAXIS Slim米国株式
      (S&P500)
2.67    三菱UFJ Jリート
2.55    たわらノーロード 先進国株式
      <為替ヘッジあり>
2.48    アムンディ-アムンディ・日経平均オープン
2.38    SBI・バンガード・S&P500
      インデックス・ファンド
1.89    ニッセイ外国株式インデックスファンド
1.81    eMAXIS Slim 
      全世界株式(オール・カントリー)
1.73    Slim 先進国株式インデックス
1.51    ブラックロック-iシェアーズ 
      米国株式インデックス・ファンド
1.48    大和-ダイワJ-REITオープン
      (毎月分配型)
1.07    インベスコ MSCIコクサイ・インデックス・
      ファンド
0.71    SBI-SBI国内REIT ダブル・ベア
0.00   野村ブル・ベア セレクト8
     (米国株スーパーベア8)

2020年7月17日金曜日

バブルは日本刹那主義の開花

バブルは日本刹那主義の開花

 

またぞろバブルの影を喧伝する論調が出てきた。あのころの日本は、まず、土地が狂乱的に上昇した。二千万円で売りに出ていたマンションがどんどん値を上げ、あっと言う間に二倍を越えた。不動産の広告に並ぶ物件は年収の五倍どころか、ローンを孫の代まで払い続けなければならないような価格が並んだ。そして、家を諦めた人々は車に向かった。ベンツのSESELといった、四角張って長い全長の車が道にあふれた。またはBMWの角張ったセダン。私には車という動産に大金をつぎ込むその神経が全く分からなかった。さらに、預金金利が十パーセント近くまで上昇し、何年か預けるだけで飛躍的に利息が付いた。その当時駆け出しだった私は、就職と社内でのたまの飲食程度でしかバブルの恩恵を受けなかったが、株などは一晩で月収を軽く越えるほど上がり、とてもまともに働く気にはならないと年長の人から聞いた。マンションを売り抜けて元金が二倍になったという話も聞いた。日本人は刹那主義だ。やるときはやる。突き進むときは進む。みんながやるならこぞってやる。バブルは日本刹那主義の開花だったのだ。そこまでのバブルはアメリカのダウチャートをみる限り来ていない。ドイツもまた然り。世界が日本のバブルのチャートのような動きを再現することはあるのだろうか。日本は、やるとなったらイケイケでその場のことしか考えない。長期的な戦略より、その場の利を重んじる国民性か。そういう意味では日本などまだバブルのバの濁点までも火がついていないし、一度、火がついて燃え尽きているので、その世代が居なくなるまであの狂乱は二度と繰り返されないかもしれない。ただ中に居るときはそれがバブルなどと気づかないことはさんざん言われてきたことで、それは私にしても踊ろうと足を出すか出さないうちにバブルはすでにはじけていたので、実感無く過ぎ去ってしまっていた一時代の記憶にすぎない。

2020年7月16日木曜日

インターバル

インターバル

 

海外では大学に入る前、あるいは出た後、一二年程度のインターバルを経てから仕事に就くといったような習慣があると聞いた。聞きかじりで詳しいことは知らない。私がよく思ったのは、たとえば、就職してから三十年だとか、五十から五十五の間ぐらいで、一年間、休職する期間があればいいのにな、と。同じ業界、同じ会社に何十年もいれば飽きる。そのマンネリを打破し、見地を広め、ある人はそのままアーリーリタイヤしてもいいし、何かの商売を始めるきっかけを作ってもいい。そのまま今までの疲れを一年癒して、気持ちも新たに休職明け、リフレッシュしてまたひたすら仕事に打ち込むというのも当然、おそらく、ほとんどの人はその道を選択することとなるだろう。社会、または企業活動にどのような支障が出るのかはわからない。しかし、五十あたりは来し方行く末をじっくり考えていい年頃だと思う。若い頃よりも無理は利かないが経験はある。どのような役目をコミュニティで果たしていくべきか。それを考えるには余裕がなさ過ぎるのではないか。誰もが年老いてなおその企業に必要だとは思えない。いっそ、転換を図るにもまだやり直しがきくその年頃にそのようなブレイクをおいた方が、生産性が向上する気がしてならない。ただ、急激に働き方も変革されている今日この頃なので、もっと別の思いも寄らない改革案が日本以外の何処かで提起されるかもしれない。今、世界は別ステージのとば口にある。

2020年7月15日水曜日

自由道

自由道

 

さすがに組織非属も三年を過ぎると、帰属根性も抜けてきて、むき出しの個人として自分を意識するようになってきた。もう帰る場所はない。もしも行き詰まったら、帰るのではなく帰属先を始めから作らなければならない。人間関係も一からのやり直しだ。他人の評価を気にしたり、影でいわれている自分のことについて何を言われるかおびえたり、馬の合わない人と組む地獄をまた味あわなければならなくなる。それはもう二度とごめんだが、何処か行くところがあり、何時間か拘束されたほうが余暇はずっと今より楽しく、濃密になる。しかし、濃密でなくても、予定のない、薄味かもしれない、気ままな、外界との通信も極端に途絶えたこの生活にすっかり慣れてしまっている。人の評価もしないし人から評価もされない。それは人間を堕落させるのかもしれないが、心の平安には他人からの雑音をシャットアウトすることが一番の方策であるとこのような暮らしをしていてよくわかる。気にしなければ全く問題ないことをいかに必要以上に気にして勝手に気持ちをすり減らしていたかがよくわかる。とりあえずの活動としては投資のほかにドラムの練習と日に三編の短文を自分に課したが、幸いルーティン化に成功しドラムの少しの上達と七百を越える文章のストックができた。そのかわり見込みを誤り多額の投資損失を出している。ここを乗り越えなければまた何処かに帰属することとなる。そうならないよう、さらに自由道に邁進する所存である。

2020年7月14日火曜日

仕事がおもしろい

 

たぶん心から仕事がおもしろい、と思ったことが一度もない。それは不幸か幸か、よくわからない。いわゆる勤めから離れて、書き物をしたり相場の監視をしたり、たまに微調整したりで、何とかしはじめてしばらくたった。相場で稼ぐのは完全に個人的内的労働で、情報や決断など、判断を迫られる場面に事欠かない。そして数値でその日の結果がすぐ分かる。プロセスや手法はあまたあっても結果はひとつ、増えたか減ったか。今のところそれが自分の生にあっているかどうか分からないが、何かを人のせいにしたり、恨んだり、そういうストレスは完全になくなった。いわゆる組織での孤立とは質が全く違う。すべては勝ちのためにある。では今までいったい何を仕事で学んできたか。あまり思い出すことができない。ただ、仕事という時間の枷があったからこそ、余暇の密度が濃かったのは確かで、いまよりすべての娯楽が輝いていた。男の価値は仕事で決まる、といえば私の約三十年は無価値に近いかもしれないし、それでサラリーと退職金を持っていったのはあるいは不当といわれかねないかもしれない。しかし、その時間を、大切な人生の時間を就労時間に捧げたと考えれば、通勤やつきあいなどのその付随時間も含めて、売り渡したと考えれば、いや、それにしても対価は高いような気もする。仕事帰りに空想した甘美な夢の生活は急速に色褪せ、PCには移りゆく数字ばかりが赤に青に並んでうつろう。一畳半のコックピットのようなスペースに根をおろして、たまにキーをいじり、文面を綴る。それらを続けていく果てに何がおこるのか。思い描いた方向に人生が進むのか。その方向はどこか。わかっていたようでわからなくなっている。

2020年7月13日月曜日

安定

安定

 

私が勤めた職場は人からは安定している、と思われていた。入った当初はバブルで好調な企業の方が給料が高く、友人と比較しても収入は少なかったが、その後の不景気でどんどん他企業を追い越して上場有名企業には及ばないものの給料も相当な額になっていた。

そして人件費がかさんで早期退職募集となったわけだが、あくまで募集であり、全く圧力はなかった。

いまでは隠れた人気企業となっているようで安定志向の学生が毎年多数応募してくるらしい。しかし安定していて給料も上がったというのはたまたまでこれからはそうはいかないだろうと思う。

時代にめぐまれたわけだが別に好き好んでそうなったわけではない。単なる偶然だ。

安定はいつか崩れる。しかし誰もが安定を願う。出来れば高値安定を。安定に甘え、少しずつ土台が揺らいでも気づかない、というよりそのふりをする。厳しい想定を見ないことにする。

手を打たなければならないがその手が分からない。分かっても崩れる安定を嫌い先送りされ、その軋みはいつか大きく表面化する。ぐらぐら揺れる。最悪倒れる。しかし、安定の中ではそんなこと想像もつかない。そういう想像のつかない、しかし勉強はできた若い人たちが入社してくる。

そして上司評論家となる。仕事評論家となる。それは仕方のないことだ。

そして流れは自然に決まり、止めることは出来ない。安定が当然という時代ではなくなってしまうのだろうか。

安定を捨てた今、激流におびえつつ、密かにそれを期待もしている。

2020年7月12日日曜日

残そうと思う投信と7/10資産配分

●残そうと思う投信

レバ  農林中金-NZAM・レバレッジ 米国株式2倍ブル
レバ  大和-iFreeレバレッジ S&P500
レバ  大和-iFreeレバレッジ NASDAQ100
レバ日 SBI-SBI日本株4.3ブル

アクティブ  三菱UFJ国際-モルガン・スタンレーグロー
       バル・プレミアム株式OP為替ヘッジなし
アクティブ  アライアンス-アライアンスバーンスタイン米
       国成長株投信D毎月H無予想分配金提示型
アクティブ   レオス-ひふみプラス

J-REIT 大和-ダイワJ-REITオープン(毎月
        分配型)
J-REIT 三菱UFJ国際-三菱UFJ Jリートオ
        ープン(毎月決算型)

ind 大和-iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジ
    あり)
ind 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式
   (オール・カントリー)
ind 楽天・全米株式インデックス
ind ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式
   インデックスファンド
ind eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
米ヘッジ 野村ブル・ベア セレクト8(米国株スーパーベ
     ア8)
日ヘッジ 楽天-楽天日本株3.8倍ベア
日ヘッジ SBI-SBI 日本株3.7ベアIII


●資産配分

日本国債 0.44
外国債券 1.55
米リート 4.96 →塩漬け
ワールドリート 2.54 →塩漬け
Jリート 9.9
アジアリート 0.73
バランス 0.45
米国株 9.32
世界株 8.26
日本株 0.8
日本レバ 2
米レバ 8.92
日ヘッジ 1.61
米ヘッジ 0
日本個別株 19.36
現金 29.17

現金を40%程度まで戻したい

2020年7月11日土曜日

7/10の保有投信状況

覚書
世界インデックスわずかに上昇 この段階でマイナスのものは
 疑問符
ワールドリート低調
Jリートも低調
ひふみ好調
アライアンス安定の好調


-154.82 SBI-SBI 日本株3.7ベアIII
-34.35 ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算
      型)(ヘッジなし)
-33.71 ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配
      型)
-30.92 ニッセイグローバル好配当株式プラス(毎月決算
      型)
-29.87 ニッセイグローバル好配当株式プラス(毎月決算
      型)
-27.30 フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッ
      ジなし)
-24.68 ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算
      型)(ヘッジあり)
-24.05 フィデリティ・Jリート・アクティブ・ファンド
-14.49 ピクテ・グローバル・インカム株
-13.01 フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド
-12.61 アジア好利回りリート・ファンド
-10.97 フィデリティ・グローバル・ハイ・イールド・フ
      ァンド(毎月決算型)
-6.99 グローバル3倍3分法ファンド
-3.64 eMAXIS Slim バランス(8資産均等
      型)
-1.20 インベスコ MSCIコクサイ・インデックス・
      ファンド
-1.02 明治安田日本債券
-0.77 楽天-楽天日本株3.8倍ベア
-0.58 ブラックロック-iシェアーズ 米国株式インデ
      ックス・ファンド
-0.56 Slim 先進国株式インデックス
-0.39 ニッセイ外国株式インデックスファンド

39.96 大和-iFreeレバレッジ NASDAQ10
      0
29.22 SBI-SBI日本株4.3ブル
25.47 大和-iFreeレバレッジ S&P500
16.07 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信
      Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配
      金提示型
13.49 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信
      Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配
      金提示型
10.83 農林中金-NZAM・レバレッジ 米国株式2倍
      ブル
6.29    モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム
      株式オープン(為替ヘッジあり)
6.16    モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム
      株式オープン(為替ヘッジなし)
6.05    レオス-ひふみプラス
4.57    ひふみワールド+
3.84    大和-ダイワJ-REITオープン(毎月分配
      型)
2.89    三菱UFJ Jリート
1.20    iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジ
      あり)
1.00    楽天・全米株式インデックス
0.73    アムンディ-アムンディ・日経平均オープン
0.64    eMAXIS Slim米国株式(S&P50
      0)
0.56    たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり0.56    野村-野村ブル・ベア セレクト8(米国株スー
      パーブル8)
0.27    SBI・バンガード・S&P500インデック
      ス・ファンド
0.16    eMAXIS Slim 全世界株式(オール・
      カントリー)

2020年7月10日金曜日

ルーティーン

 

朝五時半頃起床。前日のダウ、USリート指数、米10年債の数値を記録。為替リアルタイムレートをGMO証券のサイトで表示、ハイパーSBIで指数、1357ダブルインバースを表示。FBのタイムラインをチェック。春山昇華氏、広瀬隆夫氏、田端信太郎氏、ワタナベアニ氏をフォロー。ジャズミュージシャンの先輩もフォロー。そこで情報とインスピレーションをいただく。アイネット証券のループイフダン仕掛けをチェック。いい方向にも悪い方向にも驚くこと多数。本日の記録を取るためのエクセルを準備。ここまで約一時間。その後は二時間ほど新聞を読んだり、まとめサイトをチェックしたり、日経電子版の無料記事を読んだり、朝食(リンゴとパン一二切れ)をとったり。九時頃から相場監視と書き物(一日三本をノルマと)。ワイドショーをつけっぱなしで痛ましい事故を哀れんだり、非常識な出来ことにあきれたり。会社つとめの時はこの間一時間の通勤時間が睡眠に当てられていた。じゅん散歩が始まり、ドル円仲値をチェック。シートに記録。そうこうして十一時から半。昼食の支度。毎回悩む。三十分ほどで済ませて休憩。あるいは部屋の片づけ、雑事、またはネットのチェックなど。午後TBSラジオをつけて相場監視またはかたしものなど比較的緩い時間。寝てしまうことたびたび。外出はまれ。三時日経225、インバース、Jリートなどの指数を記録。テレビはドラマの再放送がかかっている。ドラマ嫌い。うだうだして夕方。書き物やアマゾンのお気に入り、ネットオークションなどをチェック。アマゾンの価格は何で新品でも上下するのだろう。夕方ニュースと日経電子版夕版を見て、七時頃夕食。酒は飲まず。八時頃風呂。その間テレビはバラエティーなど。家族はたいてい揃っている。テレビを見つつネットのチェック、本日の集計などをしつつ、書き物が終わっていなければ書いたり、ネタを考えたり、投資の戦略を考えたり。思えばいつも何か考えている。考える事柄から考えているので疲れる。日中、手があいていればできる限りドラムの練習、ベースの練習(練習台を座椅子の前にしつらえてありいつでも叩ける。ベースは横に立てかけてある。テレビやネットと平行して練習)。この間、勤め時代は帰宅に一時間。寝たり雑誌をみたりスマホを見たりしていた。楽器の練習はできない。書き物もしていない。そうこうして十時。寝る準備。最後のFBチェック、ニュースチェック、夏時間ならダウの開始と米リートチェック。11時にはワールドビジネスサテライトを子守歌に就寝。単調。ぐうたら。運動不足。
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しばらく前のルーティンです いまはもっとだらだら

2020年7月9日木曜日

テントで寝る


テントに憧れる。しかし、本格的に張るテントは面倒だ。とりあえず雨つゆが凌げればいい。

普段は丸くてバッグに入っている。バッグから出すと勝手に立ち上がるワンタッチのテントを買った。

まだ使っていない。おそらく安物なので、単体で使うには厳しそうだ。台を敷いて、テントの上に雨除けを張らなければすぐにだめになりそうだ。

いま、三月、暑くはない。寒さは着ればしのげる。いまのところ何の予定もない。一度憧れのテント泊をしてみようか。

でもしない。もしも、大地震が来くればいやがをにもそのような生活を強いられるだろうから。実をいうとそれに備えて二張買ったのだ。避難所生活はつらそうだ。とくに私はいびきをかくので他人様の迷惑になる。できるだけ避けたい。というわけでテントを用意した。

実を言うと買って忘れたテントがあと三つほどあるはずだ。一つは車に積んであったと思う。ボードをめくった下のスペースに入るぐらいの小型のものだ。あとはどこにやったものか。気がつかないうちに見知らぬ誰かが、そのテントに住み着いているかもしれない。マンションなので屋根裏はないが、出ることのほとんどない北のベランダにひっそりと暮らしていて、気がつかないだけなのかもしれない

2020年7月8日水曜日

サイパン


サイパンに行った時のこと。レンタカーを借りて、島を一周した。

市街地のガラパンからずっと北の方に走り、第二次大戦の慰霊碑などを見学しつつ、晴天の戦闘に思いを馳せたりした。

米軍は火炎放射器で草も人間も焼き尽くす。そんな映像や断崖から飛び降りるもんぺ姿の婦人など、いまはネットでいつでも検索できるがその当時は終戦の時期になると特集される戦時の映像でしか知らないそれらを思い出しつつも余りに晴れていて、雲もくっきりといろいろな形をして、短パンの不埒な連中は平和享受のただ中。馳せた思いも薄く、まるで実感がわかない。

時はバブルはじけてすぐ。まだ長期にわたる不況が日本を覆い尽くすなど知る由も無し。そして腹を減らして我々はさらに北に向かった。北に入くにつれ何もなくなっていく。雨林が続き、天気もころころと変わる。このまま、昼抜きか? と諦めた頃に一件のレストランがあった。

そのレストランではチャウダーを頼んだ。クラムチャウダーでないことを願いつつ出てきたそれにはやはり貝がはいっていた。貝は嫌いなのだ。しかし空腹にまかせたくさん入った貝をよけつつよけつつスプーンで口に運ぶ。パンが付く。食べ放題。

私がいいたいのはそのパンのことだ。フランスパンのような細長い楕円でサイズとしては二十センチぐらいの、上面にあらかじめ焼けたときにひび割れるようにナイフで筋をしているパンだ。粉を振って落としたのか、薄いきつね色にしろっぽくなっている。このパンが、パンが、うまかった。見かけによらずソフトで口の中に入れるとほのかにまだ温かく、しばらく味わっていなかった麦の味が下をくるっと包み込む。そして歯ごたえはみっちりとしていて、甘みがある。何もつけなくてもそれだけでいけてしまうが、バターをつけるとさらに油分に忍んだ塩気がなかのみっちりした生地の甘みを立ち上らせる。柔らかいが密度が濃いのでようく噛む。その間麦の風味が噛むたび内鼻にふんっ、ふんっと香り抜ける。

私はおどろいて同行のみんなにひとりで興奮して、このパンうまい、うまい、を連発していた。しかし、密度が濃く、二本でもう満腹をとうに過ぎた。

パンのうまさに感動しつつワゴンに乗り込んだ。今度は私が、入り口のステップに座る番だ。定員を一人オーバーしていた。森林の中をひたすら走り抜けているのが見上げた窓からの様子で何となく分かる。ステップの横で体育座りをしながら、繁華街の反対岸のサイパン島を免税店をめざし南にむかった。27


2020年7月7日火曜日

筆記具について2

いろいろな筆記具を使ってきたが、ある程度の太さの物が使いいい。細いシャープペンシルを使って受験勉強をしていたら、筆圧のせいか右手の親指が軸の形にへこみ、中指にペンダコができた。いまも中指にその名残がある。というと相当勉強をしたかと言えば冬休みから受験前までの二ヶ月程度でそうなったのでその間はまあそれなりだったのかと思う。手軽に書けるという意味においてはシャープペンシルが私にとっては一番なのだが、消せるものでメモを取らないと言う長年の勤めの慣習で手元からなくなってしまっている。で、今のお気に入りはピュアモルトシリーズのボールペンだ。ウイスキー樽に使われていた木を軸に使っているという触れ込みだが真偽はしらず、木の手触りが心地よい。手元に二本あるが、片方はひっかけるフックが邪魔なので折って折れ口をヤスリで削った。何かそういう工夫をしてみないと気が済まない質だ。ふつうのボールペンとゲルインクと二種。ゲルインクはぱっと見万年筆に書き文字が見えて便利だ。ひととき、自分にあった握り味を求めて、木切れを買ってきて自分で削ってペン軸の作成を試みたことがある。見た目と、自分の手と、木目と、納得のいく物はなかなかできない。軸ができても、肝心のペン先と書き味、これがしっくりと整うためには手作りでは相当な時間を要しそうだ。しかし、何かの惹句ではないが作り上げればそれは確実に世界で一本だけの筆記具となる。文具好きの人ならば試してみるのもいいのではないだろうか。もしとんでもなく退屈ならば。

2020年7月6日月曜日

筆記具について1

筆記具について

 

勤め人の時、なぜ、胸ポケットに誰も筆記具をしていないのか不思議に思っていたら、スーツの内ポケットに筆記具を持っているのだった。それに気がついたのはほんの勤めを辞める数年前のことで、内ポケットには手帳、胸ポケットにはボールペンというスタイルでずっと仕事をしていた。これはいかにも安サラリーマンという風情で、それはとくに外れてもいず、胸元をパンパンにして得意先回りをしていた。そういえば、パーカーのペンはペンのフック?が矢の形になっていて、すぐに分かる。私が勤めを始めた昭和後期は、たしかあの矢をスーツの胸元によく見た気がする。その当時は、まだスーツの胸にペンを刺していたのだ。ビジネスのツールにも流行がある。分厚いシステム手帳。インデックスがついて、きれいにそれが斜めに整っている。几帳面な人。仕事が遅かったりする。あるいはそれに注力して肝心なところが抜けているとか。私はずっと支給の手帳とボールペンを使っていた。が、途中からダイアリーが主の薄い、派手な色の手帳に変えた。胸元がかさばるからだ。夏のクールビズ、みんな手帳をどこに持っているのか。私はずっと胸ポケットなのでそこにないと落ち着かなかった。すべてを携帯、またはスマホで管理するという方法もあっただろう。しかし、やはり手書き派には移行に労力がかかる。さすがに文章を書くのは手書きではなくなったが、何にしろ紙と書くもの、それは身近に欠かせない。356


2020年7月5日日曜日

7/3現在の資産配分

日本国債 0.45
外国債券 1.57
米リート 5.10
ワールドリート 2.40
Jリート 9.88
アジアリート 0.75
バランス 0.46
米国株 9.45
世界株 8.48
日本株 0.81
日本レバ 1.83
米レバ 8.50
日ヘッジ 1.65
米ヘッジ 2.94
日本個別株 19.78
現金   25.93

7/3保有投信状況

覚書
インデックス系ほぼ回復
ロスカット分とリートを除いてコロナ前まできた
米リートはここ数年落ち目
インデックス解約→現金確保か思案中
米ヘッジ投信7/5に償還 新たにヘッジするか 現金確保で対応か思案中


増減率   銘柄
-153.33 SBI-SBI 日本株3.7ベアIII
-82.35 野村-野村ブル・ベア セレクト7(米国株スー
      パーベア7)→7/5償還
-34.04 ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算
      型)(ヘッジなし)
-27.58 ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配
      型)
-23.28 フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッ
      ジなし)
-22.54 フィデリティ・Jリート・アクティブ・ファンド
-20.67 ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算
      型)(ヘッジあり)
-12.93 フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド
-11.70 アジア好利回りリート・ファンド
-11.41 ピクテ・グローバル・インカム株
-10.76 フィデリティ・グローバル・ハイ・イールド・フ
      ァンド(毎月決算型)
-7.56 グローバル3倍3分法ファンド
-3.48 eMAXIS Slim バランス(8資産均等
      型)
-1.24 インベスコ MSCIコクサイ・インデックス・
      ファンド
-0.91 ブラックロック-iシェアーズ 米国株式インデ
      ックス・ファンド
-0.66 Slim 先進国株式インデックス
-0.51 ニッセイ外国株式インデックスファンド
-0.48 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・
      カントリー)
-0.07 SBI・バンガード・S&P500インデック
      ス・ファンド
-0.04 楽天-楽天日本株3.8倍ベア

36.83 大和-iFreeレバレッジ NASDAQ10
      0
33.07 SBI-SBI日本株4.3ブル
25.77 大和-iFreeレバレッジ S&P500
14.83 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信
      Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配
      金提示型
11.93 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信
      Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配
      金提示型
11.00 農林中金-NZAM・レバレッジ 米国株式2倍
      ブル
6.08    三菱UFJ Jリート
5.77    モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム
      株式オープン(為替ヘッジあり)
5.75    モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム
      株式オープン(為替ヘッジなし)
5.61    大和-ダイワJ-REITオープン(毎月分配
      型)
5.26    レオス-ひふみプラス
2.72    ひふみワールド+
2.36    野村-野村ブル・ベア セレクト8(米国株スー
      パーブル8)
0.87    iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジ
      あり)
0.81    アムンディ-アムンディ・日経平均オープン
0.30    eMAXIS Slim米国株式(S&P50
      0)
0.21    たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり
0.00    楽天・全米株式インデックス

2020年7月4日土曜日

莫迦の国

莫迦の国

 

しばらく前、週刊ポストが、年金支給開始七十五歳時代という特集を何度か続けてきた。その特集の最後なのか、受給開始七十五歳に備える、というような、その案を甘受するような内容になっていてここに来て腰が砕けた。それを阻止するためのキャンペーンじゃ無かったのかい? とにかく、私は相応の掛け金を長年にわたって払い続けてきたし、今も、国民年金をきちんと法に則り支払っている。早期退職にあたり、年金受給開始が七十になるであろうことは十分予測できたので、一応そこまではシミュレートしてあった。しかし、七十五歳となると破綻する。そもそも、本来の六十歳の定年で、もう仕事は勘弁、という人たちを沢山知っている。働きたくない組。今まで部下を使って仕事をしていたのが最下層に回る。無理でしょう。そういう立場にならない人は勤め人のごくごく一部。ましてや、体も記憶力も精魂も衰え続けていくのに、そんなん戦力になりますか。活躍しろという方が無理。七十五。死んでるよ。そこまで行かない自信結構あるよ。人工甘味料や保存料漬けでやわに育っている世代ですよ。昭和の戦後生まれとは根性も全然違う。そんなに、いつまでも働いていたい人は充実した人生を過ごす人格者で、仲間に恵まれた幸せな人ですよ。そういう人ばかりで世の中が回っているのなら、なぜ自殺が多発する生きづらい世の中なのか。払った物は返すという約束で払っているのだから、それをきちんと返せない国家など莫迦の国だ。そちらが莫迦の国なのならこちらも莫迦の国民として対抗措置を講じたい。

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SBI証券がメンテナンス中につき集計ができません

2020年7月3日金曜日

毎日がぎりぎり

毎日がぎりぎり

 

毎日がぎりぎりの状態があった。私はおそらく世間で言うところのブラック企業とは対極にある、きちんと休みも取れる、残業代も支払われるところに行っていたがそれでもあった。これは気の持ちようの問題で、こころのキャパシティが私の場合は大きくなかったのだろう。とくに人に指図する立場になってからは言葉の一つ一つがどう相手にとられているか、相手の表情を敏感に読みとっては一喜一憂し、しかし特に評価もされず、不満がチリチリとたまっていった。認められていると言う実感で人は生きていけると思った。逆に認められていなければどんどん追いつめられていく。それでも耐えた。私の泣き言など世間の他の本当にきつい仕事をしている大部分の人から比べれば甘チャンの寝言でしかないことは十分自覚していた。しかし、周りを見る余裕もなくなり、自分でいっぱいになり、勝手に自分を追いつめる、そのスピードも加速していく
。そして、何も受け付けなくなる。心が黒一色に塗り込められる。もう何も見えない。何も聞こえない。カレンダーをひとつひとつ数え、過ぎた日をボールペンで塗りつぶす。あと何年、後何ヶ月、あと何日、後何時間、何分。早く時間が過ぎ去ってくれるのばかりを待つ。何を言われようと攻撃としか感じられなくなった心で他人と接する。そのような状態になっていることを感じ取られないように。そうなってしまうと考えの選択肢が極端に少なくなっている。どうにかこの状態から逃げたいと思う。若いうちはここから逃げたら逃げる癖がつくと言う恐怖が逃げる気持ちに勝った。そして心も元に戻る力が若く強かった。年とともに耐えられなくなってくる。それでもみんな耐える。いろいろな事情で。確実に耐えてぎりぎりの人がどんな会社にもいる。電車の中でも立っているだけでやっとの人がいる。真っ青な顔をして、会議中も何も聞こえていない。そのひとの気持ちがわかる。私はわかる。しかしそんなこと甘えでしかない、と切り捨てる人がいて、その人が悪人ではなく、むしろ懸命に前向きに認められよう、会社をよくしよう、生活をよくしよう、家族を幸せにしよう、人生を充実させようとがんばっている人であることも分かる。同時に。その人なりのぎりぎりがあり、その人なりのまだまだがある。それらがない交ぜになり街に忙しく交錯する。暖かい部屋にいて、今のところ私はそれをライブカメラでぼんやり見ている。

2020年7月2日木曜日

お金をためてどうする

お金をためてどうする

 

投資は手持ち資金を増やす手段になり得る。逆に減らすこともあり得る。しかし、減らそうとして投資をすることはおそらくない。増やそうとしてするものだ。そうすると、お金を増やしてどうするのか、と聞かれることがたまにある。問題は、増やしたお金をどのように使うのか、だと。私の場合は、贅沢しようとか、豪遊したいとか、あまりそのようなことは思わない。せいぜい、好きな食べ物をいままでより多少高い頻度で食べたいぐらいの望みしかない。できれば、外車にも一度は乗ってみたい。しかし、別に新車でなくても良い。たぶん、一度乗れば気が済むと思う。では、私にとって、金とは。いやなことをしないで済むツールだ。仕事。別にいやではない。とくに営業などで数字が成果として現れる性質のものはわかりやすくて性に合う。大工など、ものができてゆくような仕事も魅力的だ。しかし、それに付随する様々な雑事、しなくてもいいような雑務、それが邪魔くさくていやなのだ。とくにサラリーマンは社内折衝などさまざまな交渉事や忖度、人間関係が漏れなく仕事に含まれる。そしてその割合は決して低くなく、私の場合は不快な思いをすることも、まあこれは自らの性格に起因する部分が多かったかも知れないが、少なからずあった。というより、ずっと仕事の基調に不快感があった。多かれ少なかれどこの職場に行っても同じことになるだろうことはこの年になれば嫌でも想像がつく。因果なことだと思う。そういった不快感、不機嫌から解放されるツールとして、金銭は非常に有効だ。生活の心配がなくなれば、確実にストレスは減る。生活の不安は九割方金銭で解決できる。別に生活の不安が今、消えたわけではない。定収入が無いことの方がよほど生活の不安を招く。しかし、今、今後のことはわからないが確実に言える。関わり合いたくない人間と関わらないことがストレスの九割五分を私から消した。この安寧の境地に早く至れてよかったと。これからのことはわからない。しかし、目途は立てている。それが保証されることがあらかじめわかっていたら、それはそれで面白くない。しかし、安寧が楽観を呼ぶ。今までの人生には楽観が欠けていた。誰かの本の題名ではないが、できればいつも機嫌良く生きていたい。それができなかった人生だから金銭というツールを用いて機嫌良い人生を生き直したい。

2020年7月1日水曜日

服の寿命

服の寿命

 

今年の夏は下半身を快適に過ごした。というと何か淫靡な様相を呈してくるが全くそういうわけではない。まずは、夏の、暑い日中に外出をほとんどしなかったため、股間が蒸れずに済んだこと。これは、アーリーリタイヤして良かったことベストスリーに入る。そして、生協で売っていたパジャマの下のようなズボン、名付けてだめ人間パンツのおかげで膝のうらの不快な発汗に対処できたこと。この二つで、快適に夏を過ごしたのだが、いいかえれば、だめ人間ズボンのせいでどこに出かけるのも億劫になったという要因も大きい。だめ人間ズボンは限りなく薄く、吸い取った汗をすぐに放出してくれる。そのかわり、そのまま外出着になるような代物ではない。ステテコみたいなもの。二枚注文し、柄は選べません、とのことだったのでどんな柄がくるのかと思ったら、白と紺のチェック柄が二枚来た。同じ柄かよ。まあ、おしゃれ着じゃないからいいけど。綿と麻か、天然素材で、縫製はしっかりしている。外出しなければ一日中、二十四時間履いている。昨年まではサイパンで買ったハーフパンツを履いていた。もう、二十年物で、すり切れて雑巾のようになっていた。ところで、服の寿命は普通どのくらいなのだろうか。私の場合はたいていすり切れるまで服を着ている。同じ服ばかり集中して着ている。