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2020年8月31日月曜日

東京の横

 


東京の横

 

私は東京の隣の県に生まれ育ち、ほぼずっと同じところにすんでいる。ここのとこ、気になることがある。

地球は活動期に入ったのか、至る所で地震が起きている。東日本大震災の時には私の住むあたりもすっかりセシウムに汚染された。またいつぞろ大地震が起きてもおかしくないと言われているが、そのとき、どのようなことが起きるか。

東京は住宅が密集し、人口も集中している。また、建築基準法上再建築できない建物もたくさんある。路地は風情があるかも知れないが震災の際には大量の家を失う人々が発生する。

避難所が整備され、被災した人はそこで暮らすことになるのだろうが、大きな問題が一つ思い浮かぶ。排泄の問題だ。

以前仕事がらみで災害に対しての心構えといえような講演を聴いたことがある。その中でいくつか心に残ったことがある。まずは、オフィス街で大地震が起きたときには、ガラスやオフィス機器がビルから降り注いでくると。何万人もの帰宅難民者が道路にあふれる。ちょうど東京マラソンのスタート地点のような状態にそれは降り注ぐ。それは生命の危機に直結する危険だが、それをクリアできたら今度は排泄の問題だ。

ひとり排泄に1から5分程度、また排便となれば510分。若者ばかりではない。高齢者はさらに時間がかかる。簡易トイレに長蛇の列。一時間待ちはザラ。おいしいラーメン屋の行列ではない。

そして、人はそのような状況を嫌気して拡散していく。人の数がまだましな周囲に。

県境・都境の川を渡ってくる。ある人は河川敷に陣どり、そこが埋まれば今度は電車でみればごみごみした家並みからカクッと土臭く茶色に広がるネギ畑へとあふれてくる。そこでは排泄行為はフリーに行われるだろう。有機肥料を脳裏に浮かべながら薄まった罪悪感と恥じらいの違和感をすぐ乗り越えて、ネギ畑が巨大なトイレと化す。

それは東京方面からばかりではない。こちらだって県内有数の数十万都市なのだからトイレが足りるはずもない。ネギ畑にトイレ戦争が勃発しないとは限らない。糞便の臭気に靄りネギ畑が人で埋まる。十分ありえる光景だ。

2020年8月30日日曜日

8/28現在資産配分状況


 日本国債 10.80

外国債券 0.88

米リート 5.61

ワールドリート 0.47

Jリート 11.40

アジアリート 0.51

バランス 0.02

米国株 5.44

世界株 2.06

日本株 0.41

日本レバレッジ 2.56

米レバレッジ 10.71

日本ヘッジ 1.57

米ヘッジ 0.00

日本個別株 12.97

現金 34.56


覚書

米 大幅上昇

Jリート ヨコヨコ

日本株 やや減 安倍首相退陣でどうなる→私はやや楽観

        下がり始めたら即ヘッジ

日本債券投信in

年初来増減 2.52

年利換算 3.39


8/28現在保有投信


-65.60 SBI-SBI 日本株3.7ベアIII

-11.93 SBI-SBI国内REIT ダブル・ベア

-11.37 フィデリティ-フィデリティ・Jリート・アクティブ・ファンド

-10.76 ピクテ-ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)

-8.31 楽天-楽天日本株3.8倍ベア

-6.32 三井住友DS-アジア好利回りリート・ファンド

-2.36 日興-グローバル3倍3分法ファンド(隔月分配型)

-0.18 日興-ノーロード日本国債フォーカス(毎月分配型)

-0.11 大和-ダイワ日本国債ファンド(毎月分配型)

69.95 大和-iFreeレバレッジ NASDAQ100

43.99 大和-iFreeレバレッジ S&P500

30.95 SBI-SBI日本株4.3ブル

26.32 農林中金-NZAM・レバレッジ 米国株式2倍ブル

13.16 レオス-ひふみワールド+

12.75 アライアンス-アライアンスバーンスタイン米国成長株投信D毎月H無予想分配金提示型

11.01 楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド

10.97 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

10.50 SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

10.13 レオス-ひふみプラス

9.67 大和-iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり)

9.59 三菱UFJ国際-モルガン・スタンレーグローバル・プレミアム株式OP為替ヘッジなし

9.52 ブラックロック-iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド

8.98 One-たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>

8.79 ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

8.62 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

7.98 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

7.84 インベスコ-インベスコ MSCIコクサイ・インデックス・ファンド

4.95 野村-野村ブル・ベア セレクト8(米国株スーパーブル8)

4.94 三菱UFJ国際-三菱UFJ Jリートオープン(毎月決算型)

4.24 大和-ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)

3.34 アムンディ-アムンディ・日経平均オープン

0.12 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

 

2020年8月29日土曜日

散歩もどき


散歩もどき

 

所用があり久しぶりに午前の町中を歩いた。暑い中、仕事途中と思われるワイシャツにスーツのズボンの、自分と同じ、または少し上の世代の会社員風の男性を何人も見かける。帰属する場所があることで、どれだけ精神の安寧を享受できるか、また、帰属する場所がないことのしがらみからの開放感がどれほど精神衛生、ひいては身体的健康に貢献するものか、この方々は知らないだろうな、と思う。まあ、今の境遇に満足であれば自らそれを棒に振る必要は全くないと思われる。しかし、無職にも有職にも夏は暑い。これでも、盛夏に比べればましなのだろう。日差しはやや、柔らかく湿気がその分多い気がする。用事は思ったよりも早く終わり、証券会社2社ほどにちょっとした問い合わせをした。久しぶりにサラリーマンのような口振りで話したが、そういう話し方、半年ぐらいではさすがに忘れていない。早めの昼食を日高屋で済ませ、妻子に冷凍の餃子とニラレバを土産に買う。日高屋ではレバニラではなくニラレバだ。ニラが主体と言うことだろうか。主体と客体。何で習ったのだったか。先日、中古で買ったニコンのコンデジをぱしぱしと撮りながら帰路に着く。川縁の、霞んだような熱い空気の感じが、よく撮れている一枚があった。リコーのGRのようなニュアンスは無い。屈託なく明るい感じ。少しエッジが甘い気もする。しばらく手にしてみないと感覚がつかめない。秋の楽しみに取っておこう。

2020年8月28日金曜日

不幸に賭ける


不幸に賭ける

 

不幸に賭けるというと語弊があるか。不幸に備える、といった方が通りがいいか。投資で言うと、ヘッジ、ということになる。順調に株価があがる。少しずつ、みんなが儲かって幸福な、たゆんだ空気が相場に流れる。いつまでもあがってほしい。いつまでもあがるはず、とみんなが浮かれる。そういうときに、ふとした弾みで相場が崩れる。きっかけはいろいろ。このところであれば北朝鮮の動向で相場が混乱した。そういうとき、下がる方に賭ける勢力がある。売り方と呼ばれる。相場の資金の逃げ足は早い。落ちるときは我先に資金を引き上げる。すると一気に株価は下がる。個人投資家は売らなければいいだけの話。しかし、資金の余裕の問題や、恐怖感などにつられて、我先の群に飛び込む。そして、下がれば儲かる売り方が儲かる。あがれば得するばかりではなく、下がれば得をするのも相場。そういう立場の人がいて相場が成り立つ。不幸に賭ける、とはそういうこと。今、私は、下がれば儲かる投資に少なからぬ金額をつぎ込んでいる。意に反して、相場が連騰して、結構な損失を含んでいる。しかし、一方ではあがればあがる素直なアセットにも投資をしている。すなわちこれ、ひとりヘッジファンド。あげても下げても儲けを追求するファンドをヘッジファンドという。というより、昨今、ヘッジファンドといえば下げで儲ける方を指しているような気もする。ひとりで、顧客イコールファンドマネジャー。解約請求がない分、有利なはずだが。含み損が今夜も重く胃にのしかかる。

2020年8月27日木曜日

ヴィジュアル


ヴィジュアル

 

より視覚的に、とよく言われた。文章は読まないから、と。確かにそうだ。興味のない、しかも見慣れない言葉の並んでいる難しそうな文章など好き好んで読もうと思わない。よく資料を作ったものだが、極力読むところを減らせ、と言われた。今ならよくわかる。読まない。字が詰まっているだけで。どんなにいいことを言っても、言葉の並びに埋もれていれば誰にも届くはずが無い。届かなければ意味がないのが、仕事上の文章、読まれなければそれまで。いかに読ませるか、いかにわかりやすくするか、誰も仕事で、余計な頭を使いたくないのだ。見る方はすっと一目でわかるに越したこと無い。そのための資料には時間がかかる。頭も使う。その苦労を、認めて情けが掛かるほど商取引は甘くない。しかし、手を抜いたのはよくわかる。ああ、やっつけ仕事だなと。その時は、商取引の俎上にも乗らない。ろくに見もせず重ねられたまま。売る商品が魅力的ならば、そのような努力は無用。誰もが欲しがる物ならば向こうから来る。売ってください、と。そのとき、誰も視覚的効果などと言わない。そのような、誰もが欲しがるような商品、サービスは何か。ビジュアルに頭を使うのと、誰もが欲しがる物を考えるのと、どちらがより効率的か。そんなことで会社組織、右往左往している気がする。

2020年8月26日水曜日

その程度の

その程度の

 

年輩者と若年者で商談に出向く。対応する相手は年輩者のほうとばかり話をして、若年者には目もくれない。そのときの若年者が自分だった場合、どう対処するだろうか。私も、若年者だった時、目もくれられない時があった。黙っていると、時々、そちらの方は何のためにここにきたの、などと言われるときもある。下手に口を挟んで黙殺に近い扱いを受けることもある。いずれにしろ、戸惑わされる。このようなシーンはよくあるのではないだろうか。どうすればいいか。相手の度量が低いと思って客観視する。これは、自分の度量もその程度と激しく自己嫌悪に落ち込む危険をはらむ。しかし、そこに気がつければまだ救いがある。私は、いまでこそそんなシチュエーションを客観視できるが、当時、その場ではあからさまに不快を感じていた。まあ、だからその程度なんだなとも思う。そこを前向きに考えて、修行と割り切って相手の話を傾聴し、ひとつだけでも自分の痕跡をその商談において残す、という気概があれば、私もその時点で一皮、ふた皮、向けていたのだろうと思うが、もう遅い。そんなとき、同行した年輩者が、私に向かって気を使ってくれることがよくあった。ありがたいことだと思う。その程度と蔑まされるか、度量の大きさを人に感じさせるか、自分の努力で幾分は変わってくると思われる。しかし、幾分は、としか思えない私がその程度の度量にとどまるのは自明のことと思われる。

2020年8月25日火曜日

夏が逝く

夏が逝く

 

夏に関しては「逝く」という字を当てることがあるが何となくこちらの方がしっくりくるところがまあ、俗っぽい気もする。他にも、季節に関して本来と違う使い方の字を当てて情緒を醸し出そうとする何というか、エセ詩的というか、手垢にまみれたというか、そういう表現に割とアンテナが反応するのだが、そういうの、疲れる。というわけで特に奇をてらうでもなく逝く夏を惜しむが、今年は、ほとんど外出していないので、汗でまとわりつく不快なシャツとか、後ろ頭の髪が束なるような発汗などは体験していない。これは、勤めをやめた特権だろう。その特権がいつまで保持できるのか分からないのが悩ましい。暑いとき、わざわざ表にでなくていい快適さ。混んだ電車にわざわざ乗らなくていい悦楽。そのうちサラリーマン諸氏は定年を迎えれば経験できますのでしばしお待ちを。しかし、年金75歳支給などとふざけたことを政府がぬかし始めてきたので、油断がならない。ならば、いままで積み立てた原資、返してくれ。自分で運用するから。そのために早期退職したという側面も大きいのだから。投資というか、資産管理活動も、毎日、何年も続ければプロになれるだろうと専業になったのだから。朝、いやいや起きて満員電車に乗る代わりに、どこからも給料はもらえず、運用状況によっては胃がきゅっと痛んで、脂汗が出てくる生活。実際、かなりシビアな夏ではある。これからどんどん陽が短くなる。年々、秋が、春が、短くなっている。相場の快適なシーズンは短く、それをものに出来るかどうかはこの夏の経験にかかっている、とはあまり思えない。

2020年8月24日月曜日

求められない

求められない

 

気持ちいいほど求められない。求めないのではない。求められない。携帯もいらない。誰からも連絡は無い。世間では断捨離と言われて久しいが、反断捨離派の私が図らずも究極の断捨離をしてしまった。人間関係の断捨離。物を捨てるよりもずっとすっきりする。求められればできる範囲で求めに応じるが求められないのでそのまま。いまから考えてみたら、もう少し人間関係を上手く運べると感じる場面がいくつも頭に思い浮かぶ。しかし、だからといっておそらく改善されず、実行できないだろう。それを個性と呼ぶか、生まれつきの性格と呼ぶか、わからないがまた新たに人間関係を構築してもこんどは上手くやれる、そんな気は全く起きない。逆だろう。より偏屈に、より頑固になれる自信なら度を超えてある。特に誰に従う必要もなく、誰の上にもしたにもならない今の立場ではきっぱりと断言できる。それがいつまで続くかわからない。それこそ、戦争や天変地異など、外的な要因で人の一生などひらひらと裏がえる。そんな一生のうちに、全く誰とも関わらないときがあってもいいじゃないか。心は平和、というより平坦だ。波風がない。だからといって煩悩が無いわけではなく、むしろ煩悩と虚無にどっぷりとまみれている。いつかそんな日が、あなたに訪れても不思議ではない。

2020年8月23日日曜日

8/21 保有投信の状況

63.42 大和-iFreeレバレッジ NASDAQ100

38.46 大和-iFreeレバレッジ S&P500

35.92 SBI-SBI日本株4.3ブル

22.65 農林中金-NZAM・レバレッジ 米国株式2倍ブル

10.83 レオス-ひふみプラス

9.64 レオス-ひふみワールド+

9.13 アライアンス-アライアンスバーンスタイン米国成長株投信D毎月H無予想分配金提示型

7.11 楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド

7.04 大和-iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり)

6.81 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

6.54 三菱UFJ国際-モルガン・スタンレーグローバル・プレミアム株式OP為替ヘッジなし

6.37 One-たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>

6.37 SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

5.42 ブラックロック-iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド

5.35 ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

5.34 野村-野村ブル・ベア セレクト8(米国株スーパーブル8)

5.17 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

4.66 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

4.57 三菱UFJ国際-三菱UFJ Jリートオープン(毎月決算型)

4.44 インベスコ-インベスコ MSCIコクサイ・インデックス・ファンド

3.57 大和-ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)

3.47 アムンディ-アムンディ・日経平均オープン




-65.50 SBI-SBI 日本株3.7ベアIII

-11.41 フィデリティ-フィデリティ・Jリート・アクティブ・ファンド

-10.90 ピクテ-ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)

-10.05 SBI-SBI国内REIT ダブル・ベア

-8.06 楽天-楽天日本株3.8倍ベア

-7.66 三井住友DS-アジア好利回りリート・ファンド

-3.25 日興-グローバル3倍3分法ファンド(隔月分配型)

-1.22 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

 

2020年8月22日土曜日

8/21の資産保有割合と覚書

 

日本国債 0.27

外国債券 0.87

米リート 5.61

ワールドリート 0.47

Jリート 11.06

アジアリート 0.51

バランス 0.02

米国株 5.26

世界株 2.05

日本株 0.41

日本レバレッジ 2.35

米レバレッジ 9.15

日本ヘッジ 1.58

米ヘッジ 0.00

日本個別株 13.02

現金 47.35


覚書

米リートは当分きつそう 一旦撤退という選択も検討

Jリートは金曜の大幅上げで来週どうなるか

米レバレッジ系の投信が他のインデックスの下げを吸収

米ヘッジはノーヘッジ継続

年初来 0.98%増加

年利換算 1.54%


2020年8月21日金曜日

資本主義と無職

資本主義と無職

 

資本主義と言うことに関して、近頃よく考える。資本、つまり元手を持つ者が上位に立つ体制が資本主義ということだろうと思うのだが、他に何かもっとわかりやすく説明がつくフレーズみたいなものがあるかもしれない。資本家、つまり元手を持つもの、元手には生産手段も含まれるのだろうか、次に、中産階級、これはどのような階層か、現状を考えると、ホワイトカラーの、労働者を管理する人間をいうのだろうか、そして、最後に、生産手段を持たない、資本を持たない労働者、という三つの階層に分かれるとたしか、大昔に習った気がする。その生産の過程において、労働者の賃金をできるだけ下げて、儲けを資本家が多く受け取れるようにする、つまり、搾取が生じるために、その搾取が極限、という労働者の不満限界に達して、革命が起きる。資本、生産手段を資本家が独占するのではなく、労働者の手で、労働者によって管理し、誰かが儲けを独占するのではなくみんなで儲けを平等に分かち合う、というのが社会主義、という理解なのだが、合っているだろうか。まず、前提が合っていないと話が違ってきてしまう。今、私は資本主義の純化形態として、資本で資本を作る作業をして生計を立てようと試みている。それは、行政の規定上無職と定義されているようだが、無職で生計を立てることができるかどうかが今の私の活動の基幹となるので、どうしても資本主義について考えざるを得ない。これからも、資本主義について折りにつけ考えていきたいと思う。

2020年8月20日木曜日

釣りと投資

釣りと投資

 

投資は魚釣りに似ていると思う。仕掛けを練って、魚がいるであろうところを予測し、仕掛けを投げ入れたなら後は待つ。目論見がうまくあたり、魚群が仕掛けの近くにくれば大漁になったりする。待つことは投資でも魚釣りでも重要だが、絶えず工夫し、微調整を行う必要がある。釣りのポイントを変えるというのは投資で言えば損切りということだろう。ひとつ、釣りと投資で大きく違う部分は、損失が発生するかどうか。餌をとられ、針を持っていかれるということはあるだろうが、竿ごと持って行かれるという事もそうそうは無い。あったとして、損失は限られる。投資においても、損失の見込みをうまく見積もることはかなり重要な事だが、なかなかそれを冷徹に計算するのは苦手だ。それがうまくできる、つまり、負けと勝ちを冷静に計算し、勝てるところで確実に勝ちを取る、というのが投資の基本なのだろう。感情より結果。それを冷静に俯瞰できる目。冷静に、というのがみそだ。冷静に。ああ、私がもっとも備えたい資質、冷静。客観性、と言い換えられるかもしれない。闇雲に竿を振る。水たまりがあれば竿を出す。あさっての方向に仕掛けを投げる。下調べがなっていない。釣りはたまにかもしれないが、相場は平日、毎日あいてる。ネットでできる。自ずと勝負回数が増える。上達は見込めるだろうか。

2020年8月19日水曜日

投資コラージュ

投資コラージュ

 

相場がいいときは買い方は機嫌がいい。アメリカなどは国民が投資をしているのが普通らしいので、ダウやS&Pの上下でみんな一喜一憂しているらしい。その点、日本では投資を全くしていない人が多いので、日経平均が上がろうが下がろうがとくに私の周りでは反応が薄いことが多かった。ニュースで株安が報道され、初めて、株下がってるんだって? となる程度。しかし、そうなると投資家の中には株が下がって文句を言う人たちも増えることと思う。とくに、証券会社に言われて買った投資商品が下がった場合、その気持ちはよくわかる。いいときは別にどうということはない。悪いと文句が出る。よくて当たり前なのだ。私はいろいろな情報を吟味して自分で出し入れの判断を行っているので完全自己責任なのだが、それでも、相場が悪くなると誰かに八つ当たりをしたくなる。そこで実際にするかしないかで人間性が問われるところではある。大抵のファンドは、単体、単日でみた場合、私の投資成績よりマイナス度合いが高い。そのかわり、プラス度合いも高い。それらを組み合わせての投資活動だ。なんとなく、DJミックスとか、コラージュに似ているかもしれない。それらは人によって良い悪いの評価が分かれるが、投資のミックスの評価はたった一つ。資産が増えるかどうかだけ。

2020年8月18日火曜日

かわいい爺

かわいい爺

 

勤めを辞めると、脳の使いが単調になる。私の場合は、相場の戦略、集計、書き物、様々なものを読んで何かを感じる。何かの工夫を考える、とそのような脳の使い方になるので、考えはしても、何かに対処をする、という使い方は退化してしまった。何かに対処する、というのはたいていトラブル処理で、脳をフル回転させて最善を最速で探さなければならない。自分がしでかしたこともあれば、他人のとばっちりもある。いずれにしても沈静化させなければならない。そういう脳の使い方は心底疲れるし、嫌なことだったが、それをしないことによりなんだか思考が単調になった気がする。白黒決めなければ気持ち悪い。主観に重点が傾く。キレる老人というのは案外そういった今までとの脳の使い方の違いから、世界の中心が自分に移ることにより起こるのではないかなとも思う。今までと違い特にコミュニティの制約もなく、一応、自分の行動は誰にも縛られず自由だ。そして、脳の使い方が自分を主体としたものに傾く。そして、つまらないことで腹が立つ。つい手が出て、気がつくと法廷に立っているなどということも十分あり得る。そんな人を傍聴したことがある。行きずりなら他人の目も別に気にしない。そして老人は嫌われ若者はストレスを溜める。かわいげのある爺を目指したいが、なかなか容易ではない。

2020年8月17日月曜日

午後二時の間

午後二時の間

 

午後二時に何もする気が起こらない。一日のリズムの中でペースがガクンと乱れる時間、それが午後二時ぐらいの時間帯。原因は昼食の消化にあるのだろうが、昼間の眠気もピークに達して、ただでさえ緊張感のない所にきて、ほとんど身動きがとれなくなる。こんな時には何をすればいいのだろうか。順当に言えば仕事だろうが、勤めをしていたときも午後二時の弛みは同じだった。二時に人に会う。誰に? 別に今、特別に午後二時に会ってくれる人も会いたい人も、あってしたいこと、しなければならないこともない。ならば、すべてをずらして、午後二時を多忙にすればいいのかと言えば、生理的に緩むのが午後二時なのだから、何をしたにせよしたことのクオリティはほかの時間帯に比べて低いに違いない。このようなたるんだ生活の記載をしながら、それが底なしに空しくなるのもこの時間帯の魔のせいか。そもそも、一応読まれることを念頭には書いているが、どのくらいの範囲に届くのか全く期待もできないし、半ば修行のつもりで書いているこれらは、人様に呼んでいただけるレベルの物なのか、露わにしていいものか、惑い渦巻くのも午後二時の精神的ダウンによるものだろう。だが、毎日、午後二時はくる。今後の午後二時が充実しないとも限らないとダウナーな気分の中で仄かに想う。

2020年8月16日日曜日

足ハンモック

足ハンモック

 

今の定姿勢はあぐらなので足が折り曲がっている。右足が通常下になっている。靴の形に、右足が痛むことが多くなった。かといって足を伸ばすスペースにかける。さて。ハンモックを使う。引き戸の上部にある木の部分にねじフックを打ち付ける。とりあえず二カ所。そこに、アマゾンで、五百円程度で買った網状のハンモックをひっかけてみる。Uの字にハンモックは垂れ下がる。途中を縛って、長さを調整する。ひと縛りでちょうどいい塩梅になった。Uの底の部分に足を乗せてみる。そして、前面にある、PCのキーボードの上に足を伸ばす。成った。いい感じだ。楽。しかし、ディスプレイの邪魔になる。見たい部分が移ると、足をくいくい動かさなければならない。為替の表示をディスプレイ左下に、少し特殊な表示の仕方で表示しているので、それを見るには足をくい、と。それもまた、微かに楽しい。乗せた足をぶらぶらさせたい。しかし、私の正面に対してブランコのような吊りかたにはできないのでどうしても左に足が寄る。寄って左壁に着く。従って、右にちょっと、くいっとやるだけ。不具合はつきまとう。完全には取り除けない。怖いのは足の重さに耐えきれず、ねじフックが木からはずれてハンモックが落ちること。足の体重だけだから大丈夫だと思うが、もし、はずれたらかなり悲惨なことになる。何事も大丈夫と思ってやる。そして、その思いとは何ら関わりなく起こるべき現象は起こる。何の容赦もない。ある意味、すがすがしい。

2020年8月15日土曜日

8/14資産保有状況と今後について

 日本国債 0.28

外国債券 0.88

米リート 5.63

ワールドリート 0.47

Jリート 11.04

アジアリート 0.51

バランス 0.02

米国株 5.39

世界株 2.12

日本株 0.41

日本レバレッジ 2.36

米レバレッジ 8.54

日本ヘッジ 1.49

米ヘッジ 0.00

日本個別株 13.05

現金 47.79

覚書
ようやく年初来プラスに浮上
年利換算1%
増減0.56%

水曜に日本ヘッジ→踏み上げ
ナスダックSP下げた日に買い→タイムラグで高値買い

しばらく
日米レバレッジファンドは下げたら買いで対応(すこしずつ)

Jリートのぐずぐずはどうするか(ヘッジ調整?)

あとSBI証券 メンテナンスの時間 土曜の「昼間」やめて

2020年8月14日金曜日

落ち着け


 

とにかく落ち着いて、と言う場面はしばしば起こる。頭に血が上ったり、パニック状態になって周りが何も見えなくなる。いいことが起こっても悪いことでもとにかく落ち着いて。悪いことの方が多いだろうが、まあ、深呼吸して、一息ついて。これに関しては、仕事中に多発し、ある程度重なったりする。またか、と。できれば、悪い緊急事態はない方がいいが防ぐことはおそらくできない。別にそういうことになろうとしてなっていない。車のタコメーターで言えば一気にレッドゾーンに突入するような感情の動き。場合によっては血圧の上昇で体調を崩したり、逆に覚醒したりする。高まる波もいつかは収まる。しかし、発生時は収まるところが想像できない。大丈夫。死にはしないから。何度も経験してきたけれど、死にもクビにもなっていないから。人にもたくさんの迷惑をかけた。しかし、人に迷惑もかけられた。お互い様。思い出せば穴に入ってそのまま隠れていたいことが何度もあった。その人といまもつきあいがありますか。あればその人はあなたに大切な人でしょう。これからもあなたに、とにかく落ち着け、と言ってくれ続けるかもしれない。それを望んでいるかもしれない。忙しいただ中ではよくわからないことが、今の生活に浮かんでは消えてゆく。

2020年8月13日木曜日

穏やかに

穏やかに

 

以前と比べて、自分の中では本当に心が穏やかになった、と実感している。もちろん、腹の立つことも多いし、相場の損では悶絶している。しかし、それを差し引いてもとても平穏な気持ちで過ごせる。それはどうしてか、といえば、他人が生活に入ってこないからだと思った。以前にもそのようなお題で書いたことがある様な気がする。最近このフレーズも増えた。しかし、平穏に慣れた自分を少し怖くも感じる。何しろ、誰から文句を言われるでも批判されるでも白い目で見られるでも何かを強制されるでも自慢されるでも憎まれるでも疎まれるでも対立するでも嫉妬するでもされるでも悪意を感じるでもあてこすりされるでも妙に気を回したり使ったりするでも忖度するでも被害妄想に駆られるでも警戒するでも足下をすくわれるでも陰で悪口をいわれるでも八つ当たりされるでもいやいや意にそぐわぬ時間を過ごすでもなく、ほぼ自分の好きなように過ごせる。この生活を知ったら一人など全く怖くない。むしろ、強制的に組織に帰属することの苦痛の方が際だち、二度と他人と共同できないような気がして怖いのだ。ただ、そのような社会性というのは必要とされる場においてのみ必要であり、一人で生活ができるならば他人に害が及ばない限り必要ない。今まで、この生活を獲得するために耐えた。しかし、いつまで続けられるかわからない。しかし、続けられる限り何とかこの生活を手放したくない。

2020年8月12日水曜日

慢心

慢心

 

家族で少し離れたスーパーに出かけた。近所に何件もスーパーが有るにも関わらず。そのスーパーは清潔で買い物がしやすく、品物の価格も手ごろだった。そして、商品に魅力があった。しばらくぶりにそのスーパーに行って、いくつかの違和を感じた。私たち家族が魅力的だと思った商品がまずなくなっていた。品切れではなく、品ぞろえからはずされたようだ。やけに店員がたくさんいた。そして、三時に店員が掃除を始めた。店内放送で客にお断りをいれて、しかし、ワサワサし始める。品出しの段ボールを積んだ台車か通路に置かれている。総菜の上を覆っていたガラスケースがはずされている。微妙に、違和が積み重なって、このスーパーが近くにできれば、と言っていた私たちは何となく無表情になった。暮れの季節だから、特別なディスプレイだったのかもしれない。正月用のフォーメーションだったかもしれない。かもしれない、と言うことはたくさんあってもそのときに感じたことは感じ直すことはできない。そのとき、そう感じた、という印象で記憶に残る。特に、悪い方の記憶が残る。私は有り体に言って、このスーパーは慢心した、と感じたのだ。ここから先のことは知らないが、そう感じたのが私だけなら別にそのスーパーには痛くもかゆくもないのだろう。

2020年8月11日火曜日

デタラメ

デタラメ

 

いろいろな個人投資家のサイトを覗いて、人様のやりようを見ていると、誰もが手痛い目に遭って、そこで自分なりのルールを確立していることが分かる。根拠がないことをデタラメという、というフレーズがかかれていて、とても深く心に刺さった。そうだ、私はデタラメだったのだ。デタラメではかなりの確率で物事が失敗し、上手く行かなくなる。デタラメだったから負けたのだ。もちろん、投資で負けたし、有る意味、人間としても負けたのだ。自信があれば、むやみに右往左往はしない。優れていれば、別に誇示する必要もない。そのどちらでもなく、もがくのが凡人と言うものであり、凡人のする事はかなりの部分がデタラメだ。ただ、デタラメはおそらく、人間にしかできない芸当で、そのデタラメから偶然、大革新が起こることも希にあるので、悪くとらえるばかりでもない。そのデタラメさ故に微苦笑混じりに愛すべき人物もたくさんいて、あのひとはデタラメだから、と免罪符とまかり通る人もいる。デタラメ愛というのが備わると言うのは誰にでも破滅願望が有ると言うことにほかならず、人の破滅を見てみたくも有れば、自分も破滅してしまいたい。そんな心根がないと誰が言えるだろう。その含羞が強いほどロマンチストと人に呼ばれる。

2020年8月10日月曜日

自由の裏

自由の裏

 

経済的に自由を手に入れたならば、すべての問題が解決すると言うことでは決してなかった。なぜ、自由をこれほど欲したのか。それは、対人関係のストレスから解放されるのを欲してのことだったのだが、ストレスも人との関係で生まれ、それを発散するのもやはり、人との関係の中で、ということに改めて気がついた。おそらく、ストレスは格段には減ったが、それでも無くなることはない。そして、やってくるストレスは耐性を無くした身にはほんの少しでも限りなく増幅され、やがて自己嫌悪へと移っていく。内省的な性格は別に自由になったから消えるわけでもなく、このような気持ちを抱えてとくに誰に打ち明けるでもなく、閉じた内側をぐるぐると回るに任せるだけで、そうなると負の心持ちは回転し発酵し凝縮され、心に住み着いてしまいそうになる。いくら他人から解放されても、そのような心持ちはあるいは他人に話すことでしか解決できないものなのかもしれず、そうなると、誰かから自由になると言う当初の望みとは全く反対のこととなる。そんな裏腹やら自由やら不快やら安堵やら様々な気持ちが膨れ上がりどうにも片づかなくなっている。こんな気持ちが望みの先に待っていようとは、こうなるまで全く思いも寄らなかった。自由とは心細いものだ。

2020年8月9日日曜日

気になるニュース

気になるニュース

 

気になるニュースがある。大事件ではなく、何となく引っかかるニュース。そういうニュースは記録しておかないと忘れられて、本当にあったことなのか幻なのか、分からなくなってしまう。ネットでは気がついたときに何らかの方法で記録しておけばいいのだが(魚拓っていうの?)つい忘れて幻化してしまったニュースに以下のような物がある。とある家で何らかの事件が起きた。詳細は忘れた。そこに、当事者が住んでいて、定職に確かついていなかった。しかも結構いい歳だったと思う。今までどのように暮らしてきたのか、と問われたとき、父親から株の取引の仕方を教えられ、全くその通りに取り引きして生計を立ててきた、と彼は供述した。確かにそうニュースでは報道していた。私は、それを聞いたとき夢のような話だ、と思った。全くリアリティが無かった。株の儲け方を知っていた父。それを忠実に守り、生計を維持してきた世間と隔絶された息子。たしか、障害があったか何かで隔絶されざるを得なかったと付け加えられていた気がする。強く心に残ったがとって置かなかったので再度そのニュースを確認できない。その取引手法、知りたくありませんか。結局下世話な私はそこに強く興味を惹かれた訳で。

2020年8月8日土曜日

8/7の資産保有状況と覚書

日本国債 0.27

外国債券 0.88

米リート 5.48

ワールドリート 0.47

Jリート 11.02

アジアリート 0.52

バランス 0.02

米国株 5.39

世界株 2.10

日本株 0.40

日本レバレッジ 2.01

米レバレッジ 7.92

日本ヘッジ 1.47

米ヘッジ 0.00

日本個別株 13.26

現金 48.76


覚書

米ヘッジは全外し

現金50%にほぼ近づけた

個別株の利確(エムスリー) と損切り(キヤノン オリックス)

来週は様子見→8/15米中協議

ヘッジか下げたら買いか

日本株に懐疑的

リートは当分低調?→ヘッジ検討


年初来の損失が-10万まで減った→リート戻らず


2020年8月7日金曜日

未練

未練

 

何年かぶりに薬剤の助けなしに寝た。飲み忘れたのを夜中気がついた。そのまま飲まずにいた。寝たような寝てないような、夢うつつの中でまた、いつもの夢を見た。もう、とうに仕事を辞めているのに、未だに出勤してなんやかやと仕事の手助けをしている夢だ。もう、辞めているんだから、といいつつ同僚や部下の無理難題につきあって様々な所を歩いて回っている。夕べは、好意を持っていた部下が電話をかけてきて、何らかの仕事の連携をとろうとしているのだが、言っていることが伝わらず、何を言っているのかよく分からないとやりとりをしているうちに険悪な雰囲気になってくるというものだった。夢の中では、何で辞めたのに仕事に来ていて、誰もそのことを咎めないのか不思議に思っている。が、目が覚めて、改めて仕事をもう辞めたんだ、と思い直す。そのとき、ほっとしている気分と何だか、後ろ髪を引かれているような気分が半々で、辞めてよかったと思っているのに、何か、思い残しのような物もまだ相当心の中にあるのだなと少し切ない気持ちになる。あちらからすればうらやまれてもよさそうな立場なのに、なんとなく職場に残っている方をうらやましく感じる。こんな気分になるとは思わなかった。それもおそらく、相場からくる弱気のせいだ。おそらく、相場付きが自分のいい風に変われば吹き飛ぶような未練だろう。

2020年8月6日木曜日

トレーダードキュメント

トレーダードキュメント

 

ドキュメンタリーだ。以前、精神系の疾患を抱えた人のドキュメンタリーを見ようとして、途中でとまった。ドキュメンタリーもおそらく、演出等が必要で、それがなければおそらく単調なのではないか。ひとときむ、精神に関する様々に事象に興味を持ち、所詮は専門書ではないが、いろいろな精神科医の書いた本を読みあさった。その中にあったことで印象深かったのは精神の病といっても、センセーショナルでも幻想的なアートめいたものではなく、当人はなって苦しく、地味で、単に様々な病態の一つに過ぎない、という言説だった。苦しい、差し障りがある。それが人のかかる病気であり、心も身体もそこに特別な差異はない。で、単調なシーンが続いて、いつか続きをみようと思って未だ見るに至らずということで。さて、翻り、トレーダーのドキュメンタリーというのはどうだろうか。基本シーンはいくつかのPCのモニターにせわしく目を働かせ、少しキーを叩いてはマウスをかちかちやると言う、やはりそのような動きの少ない映像となるだろう。格好は基本だらしない。スエットのままの人もいるだろうし、風呂に入っていない人、髪がかぴかぴと束なりがちの人、髭の人、いろいろだろう。どんな格好でもトレードは問わない。結果がすべての有る種とても純粋でクリアな世界なのだ。定点カメラでも二つほど据えて、長回しでもしてみようか。


2020年8月5日水曜日

水出しコーヒー

水出しコーヒー

 

コーヒーは体にいいらしい。体にいい悪いはよく入れ替わる。卵は一日一個まで、と言われてきたので三つの卵を使ったオムレツなんて体に毒だと思っていた。マーガリンは体に悪いと使わなくなり、トーストを食べる機会がめっきり減った。
で、今は、コーヒーは体にいいらしい。
今までにいろいろなところでコーヒーを飲んできた。しかし、その味は、未だ子供味覚の私には正直よくわからない。
濃い、薄い、苦い、酸味程度はわかる。その程度。
莫迦舌は勉強しなければお利口舌にはならないのかも知れない。
そして、コーヒー。水出しといって二時間かけて抽出する方法を雑誌で読んだ。ゆっくりぽたぽたとコーヒーが二時間かけて器に溜まる。それを私の場合、莫迦舌、猫舌もあり、アイスで、一息つくときに飲んでみたい。
朝の八時に作業開始で十時にコーヒーブレイクとなる。あるいは、九時十一時でも。こちらの方が、実際の午前の作業時間に即しているかも知れない。
中程度の水出しメーカーで、四千円程度だった。
ちなみに、電動コーヒーミルは三千円程度だった。
コーヒーが落ちるのを見ながら文字を埋めていく。何だか、本格的に「それ」っぽい。本当に集中しているのならおそらく目に入らないのだろうが、注意散漫は昔からのこと、有る意味、コーヒー時計としていい香りの深い茶色の液体で時間を気持ち優雅に出来るかも。
あくまで、気持ちの問題ですが。

2020年8月4日火曜日

会社、すきですか

 

会社が好きな人はいいと思う。自分の人生を賭けられる職に就いた人が人生での最大の成功者ではないだろうか。
嫌なこともひっくるめて打ち込んで、人生の大半を費やすに値する職に就ければ、これ以上の幸せはない。
しかし、そうでない人も多数いる。仕事は食べるために仕方なく嫌々するもの、ぜんぜんおもしろくないのに生活やしがらみやいろいろなことに縛られて身動きとれなくなっている。
嫌ならやめればいい。仕事は自ら面白くするものだ。というのは強者の理論に思える。
辞めてもどこでも通用する優秀な人材。
仕事を面白くできる才能のある人。
そういう人がどれだけいるのだろう。
確かにそういう人、いるのだけれど。
そういう人は大抵、人間的にも魅力があって、いつの間にか、収まるべきポジションにすっとはまっている。
そうでない人、それはマジョリティーだと思うが、嫌だから仕事を辞めると、どうなるのか。
いま、私はその立場にいて、割と仕事の夢ばかり見ている。しかし、あの生活に戻りたいとは思わない。もう人から拘束されたくない。そのためにない頭を振り絞る生活になった。
嫌でも辞められない人がたくさんいることを知っている。その人たちに、嫌なら仕事辞めればいいのに、とは言えないし、いっても会社から辞めさせられない限り死ぬほど嫌でなければどんよりとしてその仕事を続けるだろうことをわかっているので言う気にはならない。
会社、すきですか

2020年8月3日月曜日

逆張り

逆張り

 

日本人が逆張りというのは、売買動向などではっきりと分かる。買えば下がる恐怖症にバブル以降ずっと日本は苦しめられてきた。二十年以上にわたる最高値からの調整、それを未だ越えられていないという事実。それらは日本人を逆張り思考へ追い込んで無理もない。また、おそらく、長期で投資をするという思考もない。まず、株と言えば、どこにでも出てくるのが、株で全財産、身ぐるみ剥がされたじいさんだ。それは実在する人物なのか分からない。また、身ぐるみ剥がされたばあさん、というのも聞かない。身ぐるみ剥がされた女性というとなにやら別のニュアンスも浮き上がってくるのだが。株に男女もないだろうに、株をやる女性を身近で知らない。株がうまくいくというと、少し入れて、少し上がったら売り抜ける。短期で、汗水垂らさず、楽に儲けたと言ったイメージ。長く持ち続けるという発想が、ない。私だけともあながち言えないのではないだろうか。そのくせ、下がれば長期保有になってしまう。上がり続けるのを待てない。本来、投資は成長に賭ける、というより、成長に資金で援護をする、ということなのだろうが、その本質がよく理解できていない。だから逆張り。だから貯金。本来、成長の手助けになるのが投資行為なのだから、必要以上に身ぐるみ剥がされたじいさんが話に出てくる必要は全くないのだ。

2020年8月2日日曜日

7/31現在の投信保有割合 と今後の予定

日本国債 0.26
外国債券 0.82
米リート 5.22
ワールドリート 0.45
Jリート 10.15
アジアリート 0.48
バランス 0.02
米国株 4.97
世界株 2.25
日本株 0.37
日本レバレッジ 1.58
米レバレッジ 6.81
日本ヘッジ 1.70
米ヘッジ 9.68
日本個別株 19.04
現金 36.16

米/世界株インデックスほぼ処分
Jリート買い増し
日本レバレッジ投信買い増し
米ヘッジ全外し
現金45%程度になる予定

個別株ではキヤノン オリックス 全処分
ヤマハ発動機利確 SBG一部利確

今月はプラス3.15%
程度

2020年8月1日土曜日

ある部長の話

ある部長の話

 

私のかつての勤め先での部長の話。まじめで、威張るでもなく、媚びるでもなく、部下にも誠実に対応していた部長。総務部長、私も何度がやりとりしたが、好印象の紳士。
ちょっとしたごたごたがあり、解雇か自主退職かを迫られた人間がいた。そのときにかなり対応に苦労したようだ。
それとは直接関係ないだろうが、役職定年になる年に早期退職で職場を去った。
部長の趣味は料理をつくること、よく、手料理を作っては部下にごちそうしていたらしい。
そして念願の、各地の地酒を取りそろえた居酒屋を開業するに至った。
私もいつか顔を出してみようと思ったが、一年ほどで閉店した。採算がとれなかったのだろう。営業するほど赤字になった。よくある話だ。
誠実な人だったから手間も金もかけたのだろう。とにかく部長は夢を叶えた。そして夢が潰えた。
しかし、部長は共働きだったこと、どうにも何か、引っかかる。
開業にあたり緻密にシミュレーションをし、損益分岐点を明確にし、開業に踏み切ったはずだ。だからこそ撤退することも計算できた。また、妻という収入を運ぶ存在もいた。
そこに、不退転の決意を鈍らせる甘さがありはしなかったか。別に甘さがあって不思議ではないし、人の人生に難癖をつけるものでもない。
はじめから、一度、居酒屋、やってみたかったんだよねー、ぐらいの軽い気持ちだったかも知れない。
生活をしていかなければならないので、保険はかかっていて当然だ。そういう意味では、私は誰かを当てにした、いわば人的保険は、退職するに当たって考えはしなかったな、と思った。当然緻密に計算し、有る部分はどんぶり勘定で、えいやっ、でこの生活に突入した私は、私の力だけで渡世していこうと思った。
有る意味、大莫迦者だ。どちらが偉い、狡い、凄い、という話ではなく、早期退職によくある話と、自分が大莫迦者と改めて再認識したと言うのがこの話の主旨で。