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2020年8月13日木曜日

穏やかに

穏やかに

 

以前と比べて、自分の中では本当に心が穏やかになった、と実感している。もちろん、腹の立つことも多いし、相場の損では悶絶している。しかし、それを差し引いてもとても平穏な気持ちで過ごせる。それはどうしてか、といえば、他人が生活に入ってこないからだと思った。以前にもそのようなお題で書いたことがある様な気がする。最近このフレーズも増えた。しかし、平穏に慣れた自分を少し怖くも感じる。何しろ、誰から文句を言われるでも批判されるでも白い目で見られるでも何かを強制されるでも自慢されるでも憎まれるでも疎まれるでも対立するでも嫉妬するでもされるでも悪意を感じるでもあてこすりされるでも妙に気を回したり使ったりするでも忖度するでも被害妄想に駆られるでも警戒するでも足下をすくわれるでも陰で悪口をいわれるでも八つ当たりされるでもいやいや意にそぐわぬ時間を過ごすでもなく、ほぼ自分の好きなように過ごせる。この生活を知ったら一人など全く怖くない。むしろ、強制的に組織に帰属することの苦痛の方が際だち、二度と他人と共同できないような気がして怖いのだ。ただ、そのような社会性というのは必要とされる場においてのみ必要であり、一人で生活ができるならば他人に害が及ばない限り必要ない。今まで、この生活を獲得するために耐えた。しかし、いつまで続けられるかわからない。しかし、続けられる限り何とかこの生活を手放したくない。

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