午後二時に何もする気が起こらない。一日のリズムの中でペースがガクンと乱れる時間、それが午後二時ぐらいの時間帯。原因は昼食の消化にあるのだろうが、昼間の眠気もピークに達して、ただでさえ緊張感のない所にきて、ほとんど身動きがとれなくなる。こんな時には何をすればいいのだろうか。順当に言えば仕事だろうが、勤めをしていたときも午後二時の弛みは同じだった。二時に人に会う。誰に? 別に今、特別に午後二時に会ってくれる人も会いたい人も、あってしたいこと、しなければならないこともない。ならば、すべてをずらして、午後二時を多忙にすればいいのかと言えば、生理的に緩むのが午後二時なのだから、何をしたにせよしたことのクオリティはほかの時間帯に比べて低いに違いない。このようなたるんだ生活の記載をしながら、それが底なしに空しくなるのもこの時間帯の魔のせいか。そもそも、一応読まれることを念頭には書いているが、どのくらいの範囲に届くのか全く期待もできないし、半ば修行のつもりで書いているこれらは、人様に呼んでいただけるレベルの物なのか、露わにしていいものか、惑い渦巻くのも午後二時の精神的ダウンによるものだろう。だが、毎日、午後二時はくる。今後の午後二時が充実しないとも限らないとダウナーな気分の中で仄かに想う。
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