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2020年8月20日木曜日

釣りと投資

釣りと投資

 

投資は魚釣りに似ていると思う。仕掛けを練って、魚がいるであろうところを予測し、仕掛けを投げ入れたなら後は待つ。目論見がうまくあたり、魚群が仕掛けの近くにくれば大漁になったりする。待つことは投資でも魚釣りでも重要だが、絶えず工夫し、微調整を行う必要がある。釣りのポイントを変えるというのは投資で言えば損切りということだろう。ひとつ、釣りと投資で大きく違う部分は、損失が発生するかどうか。餌をとられ、針を持っていかれるということはあるだろうが、竿ごと持って行かれるという事もそうそうは無い。あったとして、損失は限られる。投資においても、損失の見込みをうまく見積もることはかなり重要な事だが、なかなかそれを冷徹に計算するのは苦手だ。それがうまくできる、つまり、負けと勝ちを冷静に計算し、勝てるところで確実に勝ちを取る、というのが投資の基本なのだろう。感情より結果。それを冷静に俯瞰できる目。冷静に、というのがみそだ。冷静に。ああ、私がもっとも備えたい資質、冷静。客観性、と言い換えられるかもしれない。闇雲に竿を振る。水たまりがあれば竿を出す。あさっての方向に仕掛けを投げる。下調べがなっていない。釣りはたまにかもしれないが、相場は平日、毎日あいてる。ネットでできる。自ずと勝負回数が増える。上達は見込めるだろうか。

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