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2020年9月15日火曜日

旧車1

 


旧車
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スーパーカー世代なので、車は人並みに好きだ。フェラーリ、ポルシェ、ロータスヨーロッパ。ロータスヨーロッパはものすごく車高が低い。たいていスーパーカーは車高が低いが。BMW2002もあの漫画に載っていた。箱型セダンなのに速いというのがいい。窓が大きくとってあって温室みたくて後部座席の乗り心地が良さそうだ。スーパーカーもいいが、古い国産車も好きだ。近所のおじさんがフェアレディーの4シーターに乗っていた。その後ろの座席に乗せてもらったが子供ながらに狭かった。サバンナGTに乗り換えた。窓からみた室内の、メーターがたくさん並んでいるのがかっこよかった。タコメーターは高い車にしかついていない。叔父がカローラのクーペに乗っていたが、レビンではなかったので(今で言うならなんちゃってレビン)タコメーターをハンドルの横の方のスペースに後付けしていた。うちには免許を持った人間がいなかったので私が免許を取って中古のジェミニクーペを譲ってもらうまで車が無かった。当時でさえ10年車にさしかかるところで、後一年ほどの車検付きで五万円で譲ってもらった。しばらく名義変更をしないまま、横浜ナンバーで走っていたが、変更しろと促され、自分で陸運局に変更しに行った。半日仕事だったがあまりに誤記が多かったので最後は係りの人が書いてくれた。そしてナンバーをもらい、自分で取り付け、封印をしてもらいたしか全部で3000円かからなかったぐらいか。4速だったがタコメーターはあった。ハンドルは当然パワステなんぞ無く、重ステだった。昔の車は運転に力が要った。初めて高速に乗ろうとして、合流に入れず、同乗者に死ぬ思いをさせたのもいい思い出か? 事故もなく、いろいろ遠出もして、スピードも出して駐車違反もした。黄色い車体にスポーツライン?みたいな線が入っていた。たしかヨーロッパでも発売され、オペルカデットという名称だったかと思う。あの時代の車が好きで、この話改めてまた書きたい。

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