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2020年9月12日土曜日

免税

 免税

 

外国人向けの免税店が上野や秋葉原に多くあるらしい。というのはここのところ全くその方面に行っていないのでテレビでの知識でそんなこと言っている。免税で思い出すのは昔日本にも免税価格というのがあったことだ。楽器屋でよくカタログをもらっては眺めるのが好きだったが、価格の

ところに定価○円
(免税価格○円)とあった。そのことを勉強のできる友達に聞くと、一生に一度だけ、その安い値段でかうことができるんだよ、とわかったような違うような答えが返った来た。そこで思ったのは「ああ、この値段で買えるのは一生に一度だけなんだ」ととても大切な切り札のように思えたことだった。となると、中途半端な値段の物にその切り札は使えない、何しろ一生に一度だから、と何だか勝手に覚悟していた。それについて気になったのでお得意のネットで調べてみたがどういうことか忘れてしまった。たしか、物品税だかなんだか、贅沢品には税金が価格に上乗せされていたようなことが書いてあったような気がする。楽器は贅沢品だったのか。そのほかにおそらくゴルフクラブなんて言うのも対象だったような気がする。たまにゴルフに行ったりしたが、ゴルフは特権階級の物だというイメージがどうも頭の隅にあり場違いな自分を感じるのはそういった認識が根底にあるからだろうか、というよりど下手で楽しむどころか苦行めいたものをゴルフに感じていたからだろうか。以前、仕事上のつきあいでラウンドした人が、私と同じ用ようなど下手だったのに、半年後に90台前半になり、あまつさえ私に説教までしてきたのには驚いた。人づてに聞くとも何か感化されるものがあり、金を惜しまず忙しい中時間もひねり出してみっちりと練習したらしい。凄い、と思った。がそれ以上に、このひたぁ何やってんだ?と呆れた。ああ、私にはまねできないししたくもない、しかし、こういう人で日本はなんとかなってきたんだろうなぁ、と思う。素直に尊敬は出来る。二度とラウンドする事はないが。前半は物品税、後半はゴルフと、映画「フロムダスクティルドーン」のような構成でお送りしました。

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