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2020年9月18日金曜日

世界の仕組み

 


世界の仕組み

 

世界はおそらくよく考えられて歯車がかみ合っているのではないか。裏でみんなつながっていて、自分たちの都合のいいようにうまく回っている、その自分たちとはだれか。たとえばある国の脅威はほかの国にとっては利益にはたらく。その利益も経済的なものから統治に関することまで、いろいろ、一石二鳥にも三鳥にもなるように仕組まれて。頭のいい人がいろいろと考える。あれこれ一見バラバラだが複雑に絡んだコードをたどるとああここにつながっていたのか、と。庶民は現象のみを見て、コードの中で指板の上を行き来するギター弾きの指か。どうあがいても指板からは外れられない。

かく言う私はその最たるもので、流暢に指板の上を流れる人さし指や中指というより動きにくい小指のごとし。あちこちにとばされながらそこで起きていること、話されていること、行われていることを聞き、見、感じ、自分なりのあまり回る方ではない頭で、不器用に考えてゆくしかない。何を考えているのか、時折分からなくなりながらも。

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