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2020年10月16日金曜日

みえるか

みえるか

 


見える化と言う言葉をよく聞く。昔透明化といっていたことなのだろうか。

確かに見えにくいことがたくさんある。面倒に絡まった仕事の因果などは、もう釣りで言うところの「おまつり」レベルで今そういった順送りに先延ばししてきたことを整理しなければならない、そういう時代になってきたというのはひしひし感じる。

で、見える化。

だれが何をしているのか。何がとのように進行し、今どうなっているのか。見える化。見たい。みんな見えないものが見たい。見づらいものをわかりやすく見たい。猿でも分かるように提示してほしい。誰もが見て分かるように。自分で考えてやれなんて言うのは昭和の根性論だ。

見える化。今とても重要なこと。

でも今、私はいわゆる組織から降りた。見える化につとめてきた自分に何の感想もない。初めて仕事をしたときには手書きの仕事が多かった。そして、いろいろ機械が現れ、それへの対応を迫られてきた。仕事のシステムも変わった。すべてが記録されちりの様に積み重なり何がなんだか分からなくなっていった。

そして見える化。そのなかに本質がみえるか。などとしゃれの一つも挟んでみたりもするが、見えたものを見ていない自分がいる様な気がする。見える化より単純化を常に望んでいる自分は、一貫して変わっていない。 

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