勤怠管理
勤怠管理という言葉がひっかかる。勤務はともかく「怠」を管理するというのはどういうことなのか。怠ということばになまける以外の意味があるのかと思って調べてみたが管理にあうような意味が見つからない。ネット検索してみたらやはり気になっているひとがいるようで「怠」の字に引っかかるようだ。しかし、この言葉もいかにも昭和なイメージだ。始業から終業までどのくらい職場にいたか、またはいなくても外勤していたか。時間で職務を計るような。勤怠管理表では本当の「怠」はわからない。欠勤や遅刻などはわかったとしても。そういえば勤めていた職場には出勤簿しかなかった。タイムカードもないし、勤務管理表というソフトに出勤退勤を入れるだけの自己申告制だ。しかし誰もずるはしない。してもばれないがしない。怠の部分はみんなそれぞれつじつまを合わせていたのではないかと思う。昼やすみなどとれないときも多いし、またぽっかりと時間があいてしまうことだってある。それらをならせばだいたい規定通りに収まる。そう思っていたので、うるさいことは言わなかったし、言われなかった。怠はどうでも数字さえ持ってくればよかった。勤怠より成果、結果。それだけ。その時代が本格化する兆しがネット空間のあちこちで囁かれている。
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