代替可能
取り替えが利く場所に身をおいてきた。特に自分でなくてもいい。ここぞと言うときに仕事に穴を開けたことはほとんどないが、あけた人間のフォローに回ることはあった。従ってここぞというときも代替可能だったと思われる。組織は回らなければいけない。誰が抜けても傷が治るようにいつのまにか元通りになっていなければ。その点では組織としてきちんと機能している。ただしばらくしわ寄せはあるだろう。それも人事体制が変わるまでだ。そして痕跡はなくなり、忘れられる。いつまでも覚えていてほしいのか、忘れてほしいのか。それも大したことではない。もうそれぞれの暮らしは始まったり、そのままだったりして季節も日々も過ぎていく。
0 件のコメント:
コメントを投稿