顔にでる
嫌なこと、嬉しいこと、悲しいことすべて顔にでる。一度、一日のすべてを自撮りしてみる機会が有れば、もっと上手に生きてこられたかもしれない。すべて顔、仕草、雰囲気に出る。いくら言動に気をつけていても全身から感情がダダ漏れ。そんなことに気がついたのがつい最近だったのだから我ながら呆れる。莫迦だ。一年中マスクをしている人がいる。よく、金融機関の窓口などでも見かける。気持ちはよくわかる。半分顔が隠れると感情の漏れは九割方防げる。また、マスクをしていると認識されない確率がぐんと上がる。知り合いがこちらを見ても向こうは気がつかない。曲がりなりにも少しだけ人の上に立つようになり、冬はいつもマスクをしていた。つまり、感情に関してズルをした。それまでの積み重ねによってもうマスクどころでどうこうと言う話ではなくなっているのだけれど、マスクをした。夏は暑さに勝てない。いつも顔色が一定の人は凄い。頭がいい人なのだと思う。いい人かどうかは別として。私は感情のぶつかり合いで育った。育ちがよくないのだ。ぶつかり合ってわかり合えた。かどうかもかなり疑わしい。いつもにこにこしている人が怖い。どこか、信用することができない。
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