コーヒー習慣
コーヒーを飲み始めて一ヶ月が過ぎた。ステンレスのコーヒーフィルターで、熱いお湯で淹れる方法に今のところ落ち着いている。水出しの、安い道具も買ってみたが、水出しの場合は、最後まで出し切ってからでないとダメなことをやってみて知った。半分まで出したところで飲んでみたら苦く、もう半分が出きったあと飲んでみたら薄かった。半日以上かかる。朝飲みたければ前夜にセットするか、夜中の三時頃に支度しなければいけない。妻が、やろうか、と言った。がもちろん冗談だ。本当にやられたらそのあとが怖い。しかし、妻は朝起きると私が飲む時間には冷めているようにすぐに淹れておいてくれている。ありがたいが、コーヒーのにおいでむせかえるように目が覚める。結構、強いにおいがする。それがいいというまでにはまだコーヒーに惚れ込めていない。というより、コーヒーは一種の、口慰みのツールとしての機能を私の中では果たしているにすぎない。以前は、口寂しいとノンカロリーコーラを飲んでいた。口の中がいつも化学的に甘くて、すぐに腹を壊したが、やめてそれがなくなった。次に麦茶を飲んでいたがパンチがなくて、のべつ飲み続けていたため、トイレの頻度がかなり増えた。で、コーヒーは、というと午前に大きめのチタン製マグカップ三杯というのがどうやらペースとして定着してきた。それ以下だと口寂しい。以上だと夜の寝入りに響く気がする。午後は飲まない。朝の三杯。今までになかった習慣だ。安いブレンドで十分。モカは自分には合わなかった。それだけが分かったが味がとうこうと、表現できるほど味わえてはいない。おそらくこのままだが、飲んだコーヒーが不味いときは分かるようになりそうな気がする。
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