コーヒー習慣挫折
いきなりの一日コーヒー三杯はどうも胃に負担をかけたようで、相場のあれこれと相まって何を食べても激しい胸焼けに見舞われるようになってしまった。胃の不調の原因については、ストレス、刺激物、冷たいもののとりすぎが真っ先にあがっていたが、その三つをコンプリートしている現在の生活で、胃を痛めない方がおかしいと思い、コーヒータイムの中止とプチ絶食、ついでにタンパク質中心の小食にしてみたところ見事に胸焼けはおさまった。だいたいが大したこともしていないのに食べ過ぎなのだ。食べ方というか、食べる量、食べる速度などは脳に書き込まれてそれがどんどんエスカレートしていくらしい。そうなった場合には脳をリセットして、本来の、自分の体に最適な食べ方に戻す必要がある、と昼休憩の営業車の中で、ワンセグテレビが呼びかけていた。半ば睡眠に落ちながら満腹の体を車内で不自然に折り曲げて夢うつつで聴いていた。あのころはストレスも食事の量も今よりずっと多かったのに食欲が落ちるなどと言うことがなかった。なぜだろうか。食べないと戦えない、そういうことか。しかし、そんなに戦っていたという感覚はない。むしろ今の方が一日の勝ち負けがきちんと数値化されている分、日々の勝負指数は高い。どっちが楽しいかと言えば簡単に答は出ないが、生きている実感が強いのは明らかに後者の生活だ。
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