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2020年11月12日木曜日

小さなギターアンプ

 小さなギターアンプ

 



昔、CDウォークマンってありましたよね。大きさ的にはあのくらいで少し厚め。小さな、充電式ギターアンプというのが今あるのを知らなくて、相場に負けた自棄の散財で思い切って入手した。といって、三千円しない。音はといえば、クリアなトーンは望めないが、ロック系の歪みは所詮小アンプではあるが結構な頑張りを見せてくれた。ギターはたくさん集めたが、買って音出しすらしていないものもいろいろある。ひとつひとつ、据え置きのアンプにつなぐのは面倒だ。それで、携帯式小型アンプの出番というわけだ。本来であれば、もう一回り大きくて、スピーカーのしっかりしたものがあれば一二万出してもいいが、見あたらないので仕方ない、埃だらけのレスポールにつないでみたらコードが悪いのか音が出たりでなかったりした。接触か、コードか、両方か。位置を工夫して鳴らしてみるとまあまあなんとか、今までの電池式ポータブルよりはいくらましか。しかし、ピグノーズなんて名器には遠く及ばない。ただ、ピグノーズは音でかすぎ。家で歪ませるには無理がある。このたびの小アンプは歪みが基本音なので、エレキギターには向いている、というより歪みギター用アンプになっている。ストリートでもおそらくそれなりに鳴らせるだろう。腕も度胸も気力も私にはないが、若い野心をもった腕に自信のあるギタリストにはやすくていい買い物になるかもしれない。

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