夕方 集計 レコード

 夕方　集計　レコード

 

夕方、ラジオを聴きながらその日の投資増減集計を行う。当然、いいときもあれば悪いときもある。アマチュア、つまり勤めをしていたときは悪いなと思うと何日か集計をしなかった。減額の数値をみるのが怖かったからだ。何十万単位で下がると、まだ退職金がある、と自分を慰めたものだが、今は何もない。余裕資金の管理が欠かせない。それもあって嫌でも毎日義務と思って集計している。せめて、そのくらいはやっている。ラジオからレコードの話題が流れてくる。レコードはお年玉を貯めて買ったものだが、中古レコード屋という存在を知った時には小躍りした。一枚分の値段で二三枚買うことができたからだ。それでも、レコードの箱にあるレコードを一枚一枚めくり、緊張感を持って吟味した。中学に入った頃のことだ。赤と黒のディスクユニオンのレコード袋が、字体を含めて格好良く思えた。結構丈夫で、角に下地の赤が掠れて見えても穴がなかなかあかなかったかと思う。ハンター、という中古レコード店も有名だった。深夜、テレビのCMでブルージーなシャウトで「ハンタァァ」と叫ぶCM。私は実際には行ったことがない。つながりで思い出したが、レコードレンタル「You and 愛」というのもあった。表記は前記であっていたか。レンタルレコードの走りだ。いつの間にか、思いが深夜のテレビやCMの記憶に移ってきている。それについては別に書こう。