プラクティスエブリデイ
方々でさんざん言われている事だが、楽器の練習、あるいはスポーツでも何でも、芸事というか、特異技術を極めようとするとき、なにはなくとも日々の稽古、練習は欠かせない。一日プラクティスを欠かすと、レベルが二日前に戻る、というようなことが言われて、競技者、演奏者にとってそれは脅迫観念になる。しかし、普通の人はにんげんだもの、旅行に行って物理的に練習がかなわない、とか、飲みに行ってしまった、とか、練習をできなかった日というのがあると思う。そういうときに私思うに、正しいスタンスとしては、その日は無かったことにして、改めて練習を日々地道に重ねるのが最善と。きのう練習しなかった、もうだめだ、と練習をやめてしまう。これ、結構あると思う。ああ、もう台無しだ、と。従って、もう、無かった日としてしまう。練習を再開し、そこで練習がきつかったら、少し練習を増やしてみるとか。私の場合は、調子いいときは練習時間を長くする。というと、なにやら、何かのプロに見えてしまうようで気恥ずかしいがとくにアマチュアレベルでの話である。しかし、アマチュアは、プロになる可能性を誰もが秘めている(と思いたい)。そういう努力は全く別の方向で思いがけなく花咲くことがありそうな気もする。
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