ロンドンの空
ロンドンの空はいつもどんよりしているのがデフォルトで、時折の晴れ間を人々は心から楽しみにしている。と聞きかじりでまた書き始めた。ここのところの日本の夏空、関東に関してだが、七月と九月に晴れ間が続き、八月に晴れが少ないと、明らかに以前と天候が変わってしまった。ここ数年のことか、それともこれからはこんな天候になっていくのか、どうだろうか。受験のとき、暑い夏か冷夏で人生が変わるなどと言うことはもうないのかもしれない。一夏エアコンを効かせればいい。浪人するより安上がりだろう。と、昨今の受験事情も知らずに言っている。ロンドンの貴重な晴れ間は、相場でもほんのひとときだ。そのときにどのような行動がとれるのかでパフォーマンスは随分違ってくるだろう。今までに、ロンドンの晴れ間が来たときにフルインベストだったのは、リーマン時のナンピンの末に、にっちもさっちも行かなくて思考停止していたときだけだ。何年も下げ続けて(当時は悪夢の民主党政権だった)そこから二年程度でFXのロスカット以外は元に戻った。そのときはまだ辞めれば退職金がある、と自分を慰めて貯蓄の代わりにせっせと投資をした。今、必要なとき、おそらく自分のこれからで最高額の退職金を手にして、ロンドンの快晴を待っている。いつか、快晴のロンドンに行ってみたい。ロンドンにわたって音楽修行をしてみたいなどと口にした高校一年の春の有言を叶えないまでも。
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