心に刻んでおくこと
人を裏切る、人を騙す。わざとそうすることも有れば、否応なしにそうなってしまったと言うこともあるだろう。わざと、はじめからそのつもりでかかっていると言う人もいるのだろうが、私はそういう教育を受けなかったので、ちょっと彼の人の心情はわからないところがある。かといって、結果的に人を裏切った形になったことは何度もある。本当に申し訳ないと思うが仕方がない。一連の、私の味方だったと思われた人たちを早期退職で裏切ったような形になった。そのとき、そのことを詫びたら誰もが自分の人生は他人が口を挟めるものではないので自分の幸せを最大限追求するその判断を尊重する、と言う意味のことを言ってくれた。まあ、向こうからすれば離脱表明をした人間にいちいちかかずらっていられないという思いもあったと思う。誰もが自分の人生で手一杯なのだ。それはお互い様だ。人は決断を迫られる時にどう動くのかわからない。私の場合は、金に目がくらみ、苦労があほらしくなってしまった。安易に流れてしまった。従って、誰かを裏切った人を非難などとても出来たものではない。せめてそれだけは深く自覚しておくべきだと思う。心に深く刻んだところで何がどう出来るものでも何かがいい方向に流れることはないと思うが、深く心に刻んで置くことが有ることを忘れてはならないと思う。
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