何でも味噌汁に入れて煮る
半袖から一足飛びに上着が必要になる気候。その上長雨続きと思惑と逆の相場が続き、体のどこかをたまたまつつけばそこが人体崩壊スイッチとなってバネ人形のように崩おれそうだ。こういうときはなにをする気も本当に起こらず、ひたすら眠っていたいと思う。妻は朝早くから子供の弁当や洗濯などの家事をしていて、場が始まる頃には眠気がおそってくるらしい。起きていられて何かと言われるより寝ていてほしいので、寝させてしまう。相場開始からの一時間はなんだかんだで気ぜわしい。ここのところ、室内も半袖のTシャツ一枚では肌寒い。窓にも結露が水玉になっている。こんなときは暖かい汁ものが恋しい。冬の外回りの昼食で一番恋しいのは温かい汁。何度も書いているが今もその思い変わらず。味噌汁で特に構わない。冬になると何度も繰り返すのが野菜をたくさん入れた味噌汁。ジャガイモ、里芋、人参、大根、タマネギ、長ネギ、白菜、キャベツ、肉類は入れるときと入れないときがある。青物がない。ほうれん草か小松菜。野菜でも相当甘みがでる。しかし甘い物好きの私はみりんを足したり、極端なとこ味噌と醤油の合わせ一ひねり系ですき焼きの割り下を入れたりする。味は濃いめが好き。元が田舎にルーツを持つから。サツマイモもいいかも。キノコは物によって翌日臭みがでるので椎茸ぐらい。塩昆布もいいかも。コチュジャンやニラで韓国風? とにかく思いつきで入れる。なすは色がでるから、代わりに素揚げのズッキーニは? 針ショウガは体を温めるマッチ籤のように散らし。二日目が一番おいしい。牛蒡は味を主張しすぎるのでこれには入れない。で、熱いその汁を、酔狂にも寒いベランダで盛大に湯気と息の白い蒸気を排出しながら、ずずっ、と少しずつやるわけだ。それ自体をつまみに、酒を飲むこともできそうだ。その際は、ちょっとしたカルパスやナッツなどが小皿にあると幸せ倍増。あ、私は基本飲まないけれど。
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