ブロンコとチリ
しばらくぶりにブロンコビリーに妻と食事に行った。私はサラダバーが目的でここへ出かけるのだが、胃の調子がここのところ芳しくなくご無沙汰していたところ微妙にメニューが変わっていた。実質値上げ(値段が同じで分量が減る)のメニューもあり、心なしか客足が少ない気もした。ここのサラダバーのトマトはおいしい。というか、熟し具合がいつも私の好みの堅さで、おそらく、三玉分くらいは行ってしまった。トマトで膨れたお腹なので夕食まではあまり響かないかと思ったが、どうも消化能力は衰えている。夕食は主食を抜きにして、野菜中心にしようと思い、白菜の浅漬けとチリビーンズを作った。白菜漬けは切った白菜、味の素、七味、塩でビニールもみにした。チリビーンズについては、西部劇で、鋳物鍋に煮られたそれをここのところにわかに思い出し、試みてみたいと思っていた。おなじみ業務スーパーですべて材料が揃うのではないかと踏んで見回ってみたところ、タコミート(タコスの具の辛い豚そぼろ)赤えんどうの水煮、トマトサルサというソースの三種でいけるのではないかと見当をつけた。あとは三種、任意の分量であわせて火を通すだけ。調理ともいえない簡単さ。本場のチリビーンズがどう言うものか、カウボーイの鍋から味見をしてみたいものだが、我が家のそれはとても辛く、舌にひりひりしてはいるが、想像した以上の出来に仕上がった。アマゾンでチリビーンズを検索してみたところ、ポークウィズチリビーンと言うのが500グラム2缶千二百円ぐらいしていた。その味は知らないが自前でやってみて満足のいく出来だったので、しばらくはこの方式で行こう。
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