楽しみの密度
急に時間が有り余り、しようと思っていたことも霧散してしまった。文章は書けるが思いのままをつづっているだけ。読書も、映画も、音楽も、楽しみの密度が薄まってしまった気がする。いつでもできると思うと先送りしてしまう。時間がたんまりあると思うとその分眠りが生活に食い込んでくる。寝ても眠い。眠っても寝られる。無呼吸で眠りが浅い。朝の目覚めは子供たちにあわせるので無理に起きる。この無理に起きる、と言うのが一番いやだったのだが、これをしないと生活のリズムはおそらくでたらめになってしまう。なったところで別に支障はないのだが。誰も気にしていないのだが勝手に気にして勝手に不自由を感じている。オンオフのけじめのない生活は感情の盛り上がりに欠け、平和だが平坦だ。その分眠りではいつも仕事の夢を見ている。近頃、その仕事夢もすっかり起伏を欠いてきている。ただ、書類の受け渡しをしているだけといったような。69
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