効率
効率について考えたときに、このような文章も口述入力の方が余程効率的だとは思う。思っても行動に移していないので非効率のままだが。キーボードを打ちながら、何となく書くことを口ずさんでいる。唇はわずかだけ動き、口の中で舌が上顎に触れたり離れたりしている。音のしない舌打ちを絶えず打っているような感覚となる。あるいは手書きの入力の方がキーボードよりおそらく早い。しかし、手で書くのと、手で打つのではおそらく文章のニュアンスが変わる気がする。キーボート、口述、手書き、三通り試してみれば効率も図ることができ、文の仕上がりの度合いも分かる。だが、おそらくやらない。別に個人として、効率を求める必要を感じていないから。これが実業となれば効率化されたほうがいいに決まっている。たいていのことは今タブレットでできる。手で書いてそれをデータ化し、システムにあわせて体裁を整え入力し、初めて本格的に登録が完了する。その間、間違ったことを受けてきて後から問い合わせをして時間が余分にかかったり、現金と照合して合致するまで先に進まないなど、そんな非効率は絶滅すべきだ。誰も幸福になっていないし、余分な手間でコストと時間ばかりがかかる。何処のこととは言わないが、そのうち大改革を余儀なくされ、失敗すれば退場を言い渡される。私は、その確率は決して低くないとにらんでいる。
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