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2021年2月28日日曜日

変なスペースその後

変なスペースその後

 


雑多な物を片づけて、古い座卓をおいてみたら座禅に適した変なスペースができてしまったことは以前に書いた。何とか、その座卓を乗るものではなく、読み書きとして使えるようにできまいか。日曜。娘を口説いてみる。ここにドラムの椅子をおいてみるだろう、そうするとちょうどいい踏み台になって、危なくなくあそこに上れるって寸法だ。どう。まあ、どうでも。じゃ、おやじ、やってみるからな。とドラム椅子を組み立て、娘の枕元のぬいぐるみ群の中に足を埋め込むように無理くりしつらえてみた。たしかに、座卓の上に登るのは格段に楽かつ安全になった。が、椅子と座卓が近すぎて座って読み書きにはずいぶんと無理な体勢を強いられる。ああ、やっぱり無理があるか、としばし悩む。あ、思いついた。新たにテーブルを買って、反対側に置けばいいのだと。せっかく作ったあの、奇妙な一段高いスペースは無駄といえば無駄になる。が無駄と思わなければ無駄ではない。つまり、どっちでもいいのだ。問題は、椅子と机をまともに置けるスペースすら作れない我が家の状況にあるのであって、その状況は工夫により解決するか、断捨離を決行するしかない。しかしそこはへそ曲がりかつとっておく派の私のこと、断捨せず人から見たら阿呆としか見えないかもしれない工夫を凝らしてみることとしよう。日曜の昼下がり、娘は卓の上のウクレレ弾きとなっていた。無駄じゃないんだ、無駄じゃないんだ。 

2021年2月27日土曜日

第二作業場をつくる

 第二作業場をつくる

 


午後は眠い。最近ひどい。コックピット(今の作業場)にあぐらをかいていても、足が疲れて横になってもいずれにしろ寝てしまう。寝過ぎも死亡リスクが上がると言うが、このままで行くとあと5年くらいで死んでしまうほど寝ている。しゃれにならない。時間ももったいない。もう一つ、椅子に座る形式のちょっとしたスペースを作りたいと思っていた。目を付けているのが娘の寝ている枕と壁の間のスペース。背の低い引き出し式の衣装ケースが置いてある。その上に板を渡して、机にしたい。角なので集中しようと思えば出来る。椅子にはドラムのスツールを使おうか。回転と高さは調節できる。本来、バスドラムに消音のヘッドを張ってフットワークの練習をしようと思っていたが、向きを変えればそんな気分転換も出来るようにしたい。足踏みは健康にいいらしい。机では本を読みたい。ここのところ、全く本が読めない。以前は夜、寝る前に少し読めたが、今はNYの場が開く時間と重要指標などの時間までは起きていて、結局そのままコックピットで寝てしまうことも多い。少しずつ生活が崩れている。とくに、本はほぼ積ん読く状態100%で、新たに買って読んでいない物ばかりどんどんたまってきている。一番の原因は老眼だ。今は普段からも老眼鏡をかけないと生活に支障が出るほどだ。しかし、度が強いとこれまた生活に支障をきたす。読書用ルーペを用意して机で、少しずつでも本腰を入れた読書がしたい。そうしないと寝すぎで早死にしてしまう。いわば第二作業場の建設は命を懸けた急務である。早急に着工したい。

2021年2月26日金曜日

踏み上げ

 踏み上げ

 


資産を守ろうとして、ヘッジをする。私の場合はドルの絡む投資が多いので、円売りドル買いのヘッジをかける。それが今、とんでもなく踏みあげられている。つまり円高が来ると思っているのに円安方向に行ってしまい損失が膨らんでいるということだ。もう金銭の入るあてが無いのに毎日それなりの金額が減っていくのは精神的にかなりきつい。すると、負けを取り返そうとして、ベッドする金額が多くなる。そして損失が膨らむ。するとまたベッドの金額が、と典型的な悪循環だ。大抵、そうなると嫌らしいほど逆に動く。誰かが私の行動を監視していて、嫌がらせをしているかのように。この思考パターンはまずい。そしてそうなったときこそ技量が問われる。トレンドが出たとき、それにアゲインストしていくのは勇気がいる。そしてその反抗は得てして裏目にでる。しかし、今までの損失を考えた場合、あとには退き難い。つまり、FXはギャンブルだ。もう一度。ギャンブルだ。一日に動く金額も大きい。勝った記憶は強く残り、負けていると理性が失われ、よりリスキーな行動をとってしまう。その結果ロスカットとなり大金が一瞬に飛ぶ。そのリスクを覚悟でやるのがFXだ。気の休まることが無く、びくつく中で運が良ければ勝てるものがFXPCで上下する数値をちらちら見ながら自分の理性回復のためにこの文を打っている。

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2021.2.26現在

相場きついっすね

アップ忘れとりました

2021年2月25日木曜日

朝起きたら

 朝起きたら

 


朝起きてみたら円安が進んで、サラリーマン時代の月収の三分の二程度が残高から消えていた。昨晩は円高を願いながら早く明日にならないか、と思いつつ眠り、これだ。朝からとてつもなくブルーだが、こういう気持ちはこの生活をする以上、レベルの差こそあれ何度も味わうこととなるだろう。相場は行ったきりにはならない。あがれば下がり、下がればあがる。ただ、その期間がどの程度なのか、誰にも言い当てることは出来ない。値幅もどうかわからない。いつも頭は何かを考えている。どんな考えであろうと、考えが休まることはない。あがれば下がった時を考え、下げればその分を補うことを考え、そのほかにもいろいろなことを考え、考えてもわからないことを考え、考えている様子はともすれば腑抜けに見えて。見た目は楽そう。身体的には楽。しかし、考えることをやめたあとには何がどうなるのか。それについては出来る限り考えないように、懸命に今ある事象に考えを巡らせ続ける。

2021年2月24日水曜日

大型連休があける

 大型連休があける

 


ゴールデンウイークがあける。以前なら休み明けの3日前くらいから徐々に憂鬱になり始め、最終日の朝には起きたとたんにどんよりと沈んだ気持ちになっていたものだった。仕事は嫌いだった。しかし、それを出来るだけ表に出さないようにしていた。仕事はできるほうでも出来ない方でもなかったと思う。しかし、本当に勤めに行くのは憂鬱だった。なんだか、職場のよどんだ空気、それは私が知らずに漂わせていたものかもしれないが、しまりのない、けじめのない感じののっそりした気。今となってはすこし懐かしくもあるが、あの日々には二度と戻りたくない。そして職を辞してゴールデンウイークが初めて明ける。この嘘のような憂鬱感のなさはいったいなんだろう。週明けからの相場に早くも意欲がわいている。待ち遠しい。仕事が楽しくて、早く休みなど終わってしまえ、という人は同じ気持ちを今抱いているだろう。早くも仕事モード、準備にビジネス書など読んでみたり、朝早く体を動かしたり。そういう人はそれで幸せ。本当に幸せな人だ。私も出来ればそうありたかった。しかし、違った。定年までの時間が、嫌なことをして過ごす時間がもったいなかった。好きに生きてみたかった。嫌なことをせずに。そして夢が叶った今、私は怠け者だったのだ、という諦念とともに嫌なことを強制されない幸せとすこしの焦りを心にゴールデンウイークが明けるのを待っている。

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書き溜めたのを出しているので
こんなこともあります
ご容赦くだされ

2021年2月23日火曜日

逆に相場が動くとき

 逆に相場が動くとき


 

いま、思惑と逆に相場が動いて負けが込んでいる。円売りポジションだけが積あがっている。買いのほうは投資信託をやるのだが、ここのところの国際情勢を警戒して動けていない。いつもの標準ポジションなら相殺のところ、負けだけが積みあがっている。ここでどう動くか。113円を抜けると115円くらいまではするすると行きそうだ。年初高値の118円付近を試すかもしれない。5円動くと飛んでしまう。ドテンするか。耐えるか。資金を追加するか。それから、投信の買いの方はどうするか。新規に買い直すか。為替が下がれば評価額も下がるが、売りポジがそのときは生きてくる。トータルで勝てばいい。そして、生活費を確保して出来るだけ元本を減らさないようにするのが今の私の生業だ。

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このころは今より
10円も円安だったんですね
この当時
FXから手を引いてなければ
飛んでましたわ

2021年2月22日月曜日

ぺたぺたする

 ぺたぺたする

 


デジカメなどに多い。ポメラにも使われる。放っておくとぺたぺたするプラスチック?素材。あれはどうにかならないものだろうか。アルコールで拭くとある程度とれるとネットに載っていたのでやってみたら旧式のポメラはそれなりにきれいになった。しかし、完全にはぺたぺたが落ちない。私の家の場合、納戸の扉にその素材が使われていて、いくら拭いてもきれいにならないのでここ数年拭いていなかったのだが素材のせいだったのだ。加水分解? 化学反応でそのような現象が起こるらしいが、この化学の進んだ現代で、経年でぺたぺたになってしまう素材を使う理由がわからない。あのぺたぺたの不快感は独特だ。指もしばらくぺたぺたする。グリップをよくしたり、加工性に優れたりとか、いろいろ理由はあるに違いないが、それなりの値段がするものにぺたぺた。買ったときに凄くうれしいものでもしばらくすればぺたぺた。埃をまとってぺたぺた。毛が生えたように、しかし触ったらぺたぺた。シッカロールでもはたいてみるか。あとはロージンパックとか。野球の球でもないのに。あのぺたぺた素材は使わないでください。指がぺたぺたするのは私の人生嫌なこと、のワースト10に入るので。

2021年2月21日日曜日

コックピット改造

 コックピット改造

 


私の居場所は一畳半ほどの部屋の角、ソファの後ろのスペース、通称「コックピット」と何度か書いた。そこに座椅子を置いて、前のめりに手を伸ばしてPCのキーボード操作をしている。といっても文章はポメラで書いているので、あまりキーボードをいじらない。コピペなどは通常マウスでしてしまうので、普段何をしていてもそっくりかえった格好になる。部下にひとり、そっくりかえった姿勢で仕事をする人間がいて、あまり気分のいいものではなかったが、私も場合によってはいすの上にあぐらで仕事したりしていたので人のことは非難できない。いまはどんな格好で何をしてもいいのだが、子供たちに遊んでいるように見られるのではないかと、いかんなぁ、と思っている。実は、子供たちに遊んでるように見られる、というのが最大の心配事で、いすに座っていれば何となく暮らせる、と思われるのが一番困る。いまのコックピットスペースを改造して、机をきちんとしつらえて、いつも机に向かっているようにすれば多少仕事感がでるかもしれないが、私は小さい頃から机に向かうと言うことが苦手で、座卓やこたつなどをいつも使っていた。机と椅子という組み合わせがどうもだめで、ぎちぎちに肩が凝って頭痛がしてくる。いい椅子と机ならそうはならないのかもしれないが、座椅子で充分。しかし、ポメラを膝の上にのせての書き物は背中が丸まって疲れる。そこで、ソファに板を渡して、机代わりにする事を思いついた。私の座椅子はソファと手製棚の間に挟まれている。その幅約80センチ。そこに渡す板を探しにホームセンターに行ったところ、400円前後でよさそうな板があったが、どうもしっくりしない。厚すぎる。重い。いろいろ見てまわると端材のコーナーがあって、そこに70円でベニヤが売っていた。サイズ、厚さ、ちょうどいい。少したわむぐらいの方が軽くてポメラも打ちやすいのではないかと思った。渡さないときにはかたしておくので、かさばらせたくないのだ。で、それを買い求めて今、この文を打っているがなかなか具合がいい。今までも膝の上で打つときには板を膝に乗せていたが、渡しかけて目の位置があがる方が今までより疲れない。何よりたった70円でコックピットが改造できたということがえもいわれぬ充足感を産み、自己満足が伝わるかどうか、この文章をものしてみた。

2021年2月20日土曜日

雨の外出

 雨の外出

 


本日四月十一日、冷たい雨が降っている。外気が低いのだろう、窓には結露で表が見えない。白いだけだ。窓の外には借景の桜が見えるが、それは曇り止めにシャンプーを薄めた水の霧吹きをかけたからだ。花の固まりから新芽が緑に伸び始めている。今日は外出しようと思っていた。雨でも車で出かけようと思っていた。が、やめた。特に急ぐ用事でもなく、寒い雨の日に何故出かけなくてはならないのかと疑問に思ったからだ。仕事ならおいそれと天候で穴をあけるわけには行かないが、期限のある用事ではない。ならば、今日でなくてもいい。それが無強制者のいいところ。相変わらず為替は行ったり来たりで方向感が出ない。いったん四月に大部分を手仕舞いして、改めて退職金と合わせてポートフォリオを考え直したい。そろそろセルインメイが来てもおかしくない。ドカンと下がる前触れとして、週刊誌の株話題、微妙な具合の経済ニュース(たとえば、漠然と暴落に備えようという少数派の記事が出始める)、東アジアの情勢(北朝鮮・中国)のきな臭さ、などから、8割程度、撤退しておこうかと考え、本日一部売り注文を出した。とりあえず任意継続の健康保険半年分、国民健康保険料、生活費などは別にしてある。昨年までも、退くときに退かず損失を残したままになった。それがいつかわからないが、ミスが許されない立場になったので用心しておこうと思う。

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しばらく前の話ですね

北朝鮮うんぬんいってますから

このあと強烈な踏み上げ

2021年2月19日金曜日

粉ものと加熱

 粉ものと加熱

 


粉もの(小麦粉、そば粉)などでできた乾物は、水で戻せるということを近頃知って、何度かやったみた。また、市販されているうどんやそばなど乾麺でないものはそのまま食べられるのではないかと試してみた。結果はどちらも一度火を通さなければ粉っぽいままであることがわかった。ぶちぶちと切れる歯ごたえで、顎の運動になるかもしれない。こんなことを試したのはね中途半端につるっと腰のある、いわゆるふつうのそばやうどんが好きではないから。堅く、がしがしと噛み砕くようなものが好きなので。でなければとろとろに歯ごたえなく飲み込めるような麺がいい。鍋に入れた翌日の残りうどんだとか。噛むか噛まないかのどちらか。麺の噛めたのか噛めないのかのつるっとしたのどごしが嫌なのだ。で、結論としては生麺そのままでもいいが、さっと湯がくと表面が引き締まり、ちょうどいい塩梅になることがわかった。しかし、このような食事は栄養価が無く、太る。砂糖を食べているようなものだろう。不健康に、太る。

2021年2月18日木曜日

不審者

 不審者

 


昼間からうろうろ不審者。スーツを着て、首に社員証をつけて、子供に目的の家の場所を訊ねる。意識の中では仕事で来ているというベースがあるので、不審者ではないと思っている。これが、私服で、何の目的もなければ、というより、暇に任せてランダムに何らかの方法で住所を特定し、そこを訪ねて現地を確認する、そんなゲームの一環として住宅地をうろうろ。不審者ではないといっても通用しない。何の目的で。ミッションです。何の。それは言えません。ちょっと来てもらえますか。となるだろう。そこで、何の組織にも属していないとなれば信用ゼロ。アリバイを証明するのは身内だけ、しかし身内の証明はアリバイにはならない。家にいた。本当か。本当に家にいた。誰か証明できるか。だれも証明できません。目撃情報に背格好、衣類、年回り、偶然一致。恐ろしい。ないとは言えない。私がなにより恐ろしいのは身体の自由を奪われること。拘束だ。体を動かそうとして動かない。きつく身動きを抑えられる。それが病的に恐ろしくなりしばらく前から服薬を始めたことも退職の遠因の一つなのだった。

2021年2月17日水曜日

髪を伸ばしたい

 


髪を伸ばしたい

 

サラリーマンは長髪不可。そのような世代なので髪をのばしたい。髪型はほぼ゛三十年不変だが(禿げる体質ではなかった).目方はぐんぐん育っていった。しかしのばしたい。髭は勝手に生えてくるしレットイットビーのジャケットにおけるポールマッカートニー状態になることもわかったので気が済んだ。のばさない。いまはその最中だ。しかし前髪が垂れてくるのがうっとうしい。禿げなかったが量は減っているので腰はない。で、帽子をかぶるか、はちまきを巻くかする。すると今絶頂のあのランドの王子様状態になるので、家族に笑われる。似合わなくてもいい。のばしたい。そうすればとりあえずひとつ気がすむ。(ひとつきがすむと打ったら「一月が澄む」と変換された。byポメラDM100) 


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すると今絶頂のあのランドの王子様状態

→りゅうちぇる

ですね

お元気ですかね?

 

2021年2月16日火曜日

省電力生活

 省電力生活

 


日中テレビはつけっぱなしだ。結構電気を喰うのではないか。PCはいわば仕事道具なのでやはり終日ついている。もったいない。温暖化云々より単純に電気代、もったいない。そこで、省電力生活を始めた。まず、テレビは古いケータイもしくはスマホのワンセグにした。たまに電波が入りづらくなるが問題ない。ガラケーにサイズの合ったクリアケースをかぶせて、そこにトイレットペーパーの芯で作った紙製スピーカーを取り付ける。ケータイの音はシャリシャリして聞きづらいが紙筒を通すことですこし和らぐ。同様にラジオもタブレットのradikoに換える。これも紙製スピーカーをつけて音を和らげると同時に耳元に届くようにして音量を下げる。電気は音量が大きいほど消費されると何かで読んだことがある。本当かわからないし大したことはないだろうが気持ちの問題だ。この生活においては楽器の練習を少なからず行うと決めていたので音楽に合わせてドラムの練習パッドを叩いているが、その音楽はアイポッドシャッフルとUSBスピーカーから流れる。PCにつないだシステムや真空管アンプは電源を入れない。トレードで勝ったときのご褒美としたい。なんかつましくいじましい。しかし、そんな生活が好きだ。この文書も繰り返し使える電池の充電でかいている。このまま小さい軽のワゴンを手に入れて、いろいろな土地を放浪してみたい。布団を敷いて、最小限の着替えや荷物で。そうでなければやすい土地をかってそこで車上生活をしてみたい。たとえば、鬱蒼とした草木の細い道を、車体をかしこし擦りながら進んでいくと、ぽっかり狭い草地が開ける。そこに車を留め置いて太陽バネルで電気をこしらえ、明るくて狭い生活をしてみたい。でもおそらくその生活は一週間ですっかり気が済むと思う。拠り所のない、今の何もしない生活が、一週間で気が済んだように。

2021年2月15日月曜日

弱小個人投資家は

 弱小個人投資家は

 


出社しなくなり一週間が過ぎた。小説家は物語を綴り、画家はキャンバスに向かう。詩人はたぶん生活できないので大学で教えたり勤め人をしたり、自営したりでどこかへ行ったり行かなかったりする。弱小個人投資家は・・・座椅子に座り、テレビを二台ともしてエクセルに向かいながら生活費の算段をしている。朝の起き抜けから九時頃までが一番捗がいく。一月の決算をしてみると全体ではわずかなプラス、ヘッジが大きく働いたせいでなんとかマイナスにはならなかったが、主力は円の動きが大きく響いて大幅なマイナスだ。リーマンショックの時は完全に思考が停止して唖然となにもさわれなかった。日々5パー7バーと減っていく資産の数値を確認しながら投資なんてするんじゃなかった・・・と後悔しつつ後には引けないこの道しかない、と尾崎放哉のようなことをつぶやきつついざとなれば退職金があるさ、と堪え忍んでいたのだった。

いま、手持ち資金でまず毎月の生活費の工面の算段を行い、これからくるおおよそでしかわからない退職金を当てにして自分の頭のみで生活していくという実験をしていこうという私が、頭脳明晰なはずはない。冷静に考えれば勤めを続けて身分と月の生活保障があった方がはるかに計算上得策であることはわかっているのに、自由を選んで、選んではみたものの、自由に付随するさまざまな社会的重圧や家族への責任、金銭的な無保証がその分倒れてきたポリカーボネードの波トタンのようにうっとうしく心持ちにもたれかかっているのだから我ながらあきれる。

あれもしようこれもしようというのは何か制約があって初めていきいきとここに踊るものであって今は戸惑いに思い切り翻弄されながら100均で買った材料で暇に任せて作ってみた自作スピーカーを見つめつつおそらくだれでも思いつくであろう戦略など練るのであった。

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退職当初の話です

4年も無職だと何もかもどうでもよくなってきます

いい感じに生活できてます

2021年2月14日日曜日

失敗できない実験3

 


ヘッジについてはあまり気が進まないのだがFXの円売りを使っている。1357のダブルインバースなども候補としてウォッチしているが、今のところ円売りが一番機能している。もし、このヘッジがなければ2017の二月現在ではかなりのマイナスを食らってしまっている。いまは投資額に対し5分の1程度の証拠金で、五倍程度のレバレッジでヘッジをかけている。そのほかの方法としては、基準価が買値を○パーセント下がったらナンピンしていき、回復したところでリバランスするという手法を考えているが投資額と同額程度のナンピン資金で足りるだろうか。空き時間には文章を書くか、それらのシミュレーションに時間を費やしているのだが、おそらく、この投資手法は儲からない、がストレスはデイトレードやFXの専業などに比べて格段に少ないのではないかと思う。その分達成感も少ないかもしれないが。不動産投資で大家として生計をたてるという選択肢も考えたが、流動性・煩わしさ・事業性などを考えて今は採用する気にはならない。しかしサラリーマンでなくなる段階で融資を利用したレバレッジは使えなくなると思われるため、今後も参入は困難と考えるが、そちらをしている知人もいるので互いに情報交換していきたい。いずれにしても、サラリーマンが会社に行けば給料をもらえて、生計が成り立つという時代は終わっていくだろう。成果と生産性の追求に主眼が移り、ただ単に莫迦正直に丁寧に時間をかけて仕事をするスタイルはオールドスクールとして省みられなくなり、とにかく成果だけが重要となる。そこで生き残れなければどうなるか。私は一足先に成果だけの世界へ足を踏み込んでみる。この実験では失敗は許されない。

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でも失敗したすよ

退場しなかったからなんとか

損失

とりもろせそうっす

2021年2月13日土曜日

2/12現在 資産配分状況



日本国債 21.36

外国債券 4.25

米リート 2.10

ワールドリート 0.73

Jリート 1.84

アジアリート 0.00

バランス 0.03

米国株 5.28

世界株 0.42

日本株 0.43

日本レバレッジ 4.71

米レバレッジ 21.95

日本ヘッジ 0.00

米ヘッジ 0.00

日本個別株 11.16

現金 25.72

ノーローリスク 43.25

リスク 56.75

年初来増減 7.36

年利換算 61.82

 

2/12現在 保有投信増減状況

 


増減率   投信名

-747.22 SBI-SBI 日本株3.7ベアIII

-227.21 楽天-楽天日本株3.8倍ベア

-84.09 SBI-SBI国内REIT ダブル・ベア

-13.11 ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配型)

-12.82 ピクテ・グローバル・インカム株

-11.53 ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)(ヘッジなし)

-2.23 ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)(ヘッジあり)

-0.23 大和-ダイワ日本国債ファンド(毎月分配型)

54.73 SBI-SBI日本株4.3ブル

40.61 大和-iFreeレバレッジ NASDAQ100

34.00 大和-iFreeレバレッジ S&P500

25.76 農林中金-NZAM・レバレッジ 米国株式2倍ブル

25.43 アムンディ-アムンディ・日経平均オープン

25.35 ひふみワールド+

24.74 レオス-ひふみプラス

22.00 楽天・全米株式インデックス

19.79 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

19.74 iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり)

19.16 たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>

18.87 eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

18.48 ニッセイ外国株式インデックスファンド

18.43 SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

18.33 Slim 先進国株式インデックス

18.28 野村-野村ブル・ベア セレクト8(米国株スーパーブル8)

17.53 インベスコ MSCIコクサイ・インデックス・ファンド

17.51 ブラックロック-iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド

14.23 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型

13.12 大和-NASDAQ100 3倍ブル

11.82 モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム株式オープン(為替ヘッジあり)

10.12 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

9.78 グローバル3倍3分法ファンド

9.69 モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム株式オープン(為替ヘッジなし)

9.24 大和-ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)

7.27 三菱UFJ Jリート

6.45 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配金提示型

6.06 大和-NYダウ・トリプル・レバレッジ

0.94 アジア好利回りリート・ファンド

0.79 フィデリティ・Jリート

0.06 明治安田日本債券


2021年2月12日金曜日

失敗できない実験2


そして悪夢の民主党政権で為替がドル円
70円台をつけたかそのあたりで、含み損も回復せず、そのままこつこつ給料からは生活費のこりをすべて投資に回し、損の大きいものから買い増しをしていった。そして201410月当時野田総理が解散を決断してから、その後急速に損失は縮小していった。そのときに思ったのは我慢していればいつか巡り巡って、夢が叶うときはくるのだ、と激甘のメルヘン的幸福感だった。時代は回る。いつか別れたこいびとも巡り巡って再びあいまみえる。そのとき実生活では仕事の関係で精神的にどん底だったが資産の上昇のおかげでかなり精神的負担は軽減された。そして、大部分の投信を含み損の大幅縮小を見ながら決済した。底から三十パーセント程度上昇していた。そのとき、思ったのはこんなことだった。落下に任せる普通の投信より、毎月分配型の方が強制利確される。そして口数は減らない。分配された分は他の投信の買い付けに使える。または生活費に当てることもできる、と。タコ足配当や高い信託報酬、また仕組みの不明瞭さなどいろいろと批判の多い毎月分配型投信だがリーマンを経験した身としては、実感として一番しっくりくるのもまたこの形なのだった。いま、投資で暮らしていこうと考えていて中心に据えるのはやはり月のものが入ってくるこの形の投資信託と考えている。ただし、銘柄の選定は慎重にしなければならない。表面上の利回りは当てにならない。毎月の分配金を高くしてどんどん基準価額が減っていく投信がほとんどだ。やはり長いこと運用されていて、預かり金額が多く、分配余力の多いものを選定したい、となるとモーニングスターなどで簡単に検索でき、上位に位置するUSハイイールド系やワールドリート系となってくる。しかし、グローバルソブリンの様にどんどん分配金を減らされては、月の生活が成り立たない。ヘッジが必要となる。 


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毎月分配で地獄を見た

2021年2月11日木曜日

失敗できない実験1

 失敗できない実験



1

基本的に個別株をやらない。以前はやっていた。みるみるうちに株価が十分の1になったこともしばしばで、気分でかって気分でナンピンして塩漬けする。こんな調子ではどんどん資産が減ってしまう。もっとひどかったのはFXだ。当時はレバレッジ400倍の時代だったので、余力いっぱい建ててしまう。FXを始めた夏、子供たちとプールに行った。真夏の太陽の下で、為替の変動におびえていた。リーマンショックの年だ。何度か、気を失う様なショックのロスカットを経験した。ショッピングセンターを一家でさまよった。子供たちは楽しげだった。妻も別になんの気にもとめていなかった。私だけがすこし薄い存在となっている様な気分で歩いた。その負けは今も尾を引いて薄れはしたがたまにあのときの感覚だけ思い出して眠りが浅くなる。リーマンの時はほぼ、フルインベストメントだった。個別株の代わりに投資信託をやっていた。個別株に比べてボラティリティが低いと思ったからだったが当時は中国株投信を主力にしていて、毎日、含み損が五パーセント、十パーセントと恐ろしい勢いの下りのエレベーターだった。なすすべなくフリーフォールに身を任せ、思考は完全に停止していた。その状態は何ヶ月か続きあとにようやく中国の財政出動の発表により底を打ったのだった。売買はリーマンの前にすべてしてしまっていたため、含み損がその後長く続いた。が決済はしていなかったので口数はそのまま残った。

2021年2月10日水曜日

時間崇拝

時間崇拝

 


時間がかかっているからいい。苦節何十年。構想から三十年。製作期間丸五年。時間がかかっているのだから凄いに決まっている。こんだけ時間がかかったのだからおもしろくないわけがない。これだけ時間がかかったらば。時間と質は相関関係にあるか。よく、勉強の時間を高校三年の二学期、競った。きのうは四時間勉強した。ああ、負けた。負けて焦った。今度は勝った。相手が焦った。これだけ勉強したら、という安心感を求めた。でもそれほど成果は上がらなかった。しかし、いきなりできることもある。たとえば、ずっと基礎練習を重ねていたら、短期間で難易度の高い技を次々とマスター出来た、とか、あるときから急に仕事の成果が現れだしたなど、きいたり自分でも経験したり。しかし、時間をかければいいと言うことでもないと本当は知っている。時間は平等でもその結果は不平等かもしれないし、密度も不平等かもしれないが、でも、時間は経過する。一刻たりとも止まらない。せめて時間が世界をよくすると思いたい。過ぎた時間をいつまでも惜しみたくない。 

2021年2月9日火曜日

時間の経過

 時間の経過


 

時間は買えない。数少ない平等。時間を買うためにはいくらでも払う、というとき時間がほしくて買う、と考えてしまうのだが、時間を早く進めるために時間を買うと言うこともあり得ると今更ながら思いついた。心が傷ついた。悲しみの底に沈んだ。時間が解決。その解決の時間を買う。買ったら時間が三十年過ぎている。三十年あればたいていの悲しみも消える。または薄れる。思い出にすらなる。しかし今度は自分の残り時間が少なくなる。今度は時間を延ばすために買いたい。しかし、時間は買えない。過ぎてみればあっという間に時間が経っている。それでも覚えている。変わらない。そのまま。そんなものが長い時間の中でいくつ残るか。それもいつかすべてなくなる。思いは見えない。手に取れない。書いてみる。電源を切ったとたんにしぼむ電子レンジの中の食物の膨らみのように書いたとたんに思いはひしゃげる。ひしゃげて残る。読まれる間は。

2021年2月8日月曜日

今後このような割合での投信積み立てを考えている




SBI-SBI日本株4.3ブル 7.32

大和-iFreeレバレッジ NASDAQ100 9.76

大和-iFreeレバレッジ S&P500 6.34

ひふみワールド+ 4.88

農林中金-NZAM・レバレッジ 米国株式2倍ブル 4.88

レオス-ひふみプラス 4.88

楽天・全米株式インデックス 7.32

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 4.88

iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり) 4.88

野村-野村ブル・ベア セレクト8(米国株スーパーブル8) 4.88

h無し/アライアンス・バーンスタイン米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型 7.32

大和-NASDAQ100 3倍ブル 8.29

大和-ダイワJ-REITオープン(毎月分配型) 7.32

h有/アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配金提示型 7.32

大和-NYダウ・トリプル・レバレッジ 9.76


投資は自己責任で


2021年2月7日日曜日

2/5現在の資産配分




日本国債 19.85

外国債券 3.97

米リート 2.09

ワールドリート 0.70

Jリート 1.78

アジアリート 0.00

バランス 0.03

米国株 5.33

世界株 0.42

日本株 0.43

日本レバレッジ 5.54

米レバレッジ 23.36

日本ヘッジ 0.00

米ヘッジ 0.00

日本個別株 11.27

現金 25.23

ノーローリスク 42.43

リスク 57.57

年初来増減 4.60

年利換算 46.80


株でスッた退職金の75%ほど取り返した


子の学費目標まであと25万まで来た


トバないことそれがーいちばんだいじー


2/5現在 保有投信増減率

 



増減率   投信名

-681.92 SBI-SBI 日本株3.7ベアIII

-201.47 楽天-楽天日本株3.8倍ベア

-55.97 SBI-SBI国内REIT ダブル・ベア

-14.63 ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配型)

-13.85 ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)(ヘッジなし)

-10.06 ピクテ・グローバル・インカム株

-8.49 フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド

-5.11 ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)(ヘッジあり)

-4.05 フィデリティ・Jリート

-0.23 大和-ダイワ日本国債ファンド(毎月分配型)

50.78 SBI-SBI日本株4.3ブル

39.03 大和-iFreeレバレッジ NASDAQ100

32.40 大和-iFreeレバレッジ S&P500

24.24 ひふみワールド+

23.98 農林中金-NZAM・レバレッジ 米国株式2倍ブル

23.54 アムンディ-アムンディ・日経平均オープン

23.30 レオス-ひふみプラス

21.00 楽天・全米株式インデックス

18.89 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

18.76 iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり)

18.52 eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

18.17 たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>

18.09 SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

17.82 ニッセイ外国株式インデックスファンド

17.67 Slim 先進国株式インデックス

17.17 ブラックロック-iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド

16.96 野村-野村ブル・ベア セレクト8(米国株スーパーブル8)

16.87 インベスコ MSCIコクサイ・インデックス・ファンド

13.48 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型

11.82 モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム株式オープン(為替ヘッジあり)

10.25 大和-NASDAQ100 3倍ブル

9.53 モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム株式オープン(為替ヘッジなし)

8.90 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

7.85 グローバル3倍3分法ファンド

5.61 大和-ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)

5.11 三菱UFJ Jリート

4.93 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配金提示型

2.49 大和-NYダウ・トリプル・レバレッジ

0.94 アジア好利回りリート・ファンド


2021年2月6日土曜日

私服問題2

 


ペニーローファーと言うのだろうか、銀のコインを飾り帯び?に挟む履きかたが雑誌に紹介されていたローファーをしかもリーガルを張り込んで高校へ行ったら、田舎の方からきている奴に「餃子靴」と莫迦にされ、この高校は駄目だ、と心底落ち込んだものだった。そのときは革ジャンが流行し、これもビニールの偽物が多く出回ったが、やはり本革でなければいやで、ずいぶん後になってから黒い革のものを手に入れたが、釘にひっかけて袖が破けた。そのときのジーパンはリーで、股上が深いのとぴったりしていないのがよかった。中には多分ポタンダウンのシャツを着ていたはずだ。なぜなら、高校以来、シャツはボタンダウン、夏は開襟と決めているからだ。その格好がどうだったのかは知らないが今より幼児一人分痩せていたのは確かだ。そして今、スーツはもう着ることがない。着たらサラリーマンのコスプレになる。髪型も高校以来まず変わらない。かちっと固めない前髪をおろしたスタイルだ。となれば、靴はスニーカーまたはローファー、ズボンはリーかリーバイスのデニム、またはチノパンのポパイスタイル。シャツは当然ボタンダウン。綿100パーセントのオックスフォード無地か柄であれば細いストライプで。冬はそこに革のジャケットかダウンジャケット、カシミアのコートはもったいないがタンス行きだ。伸びる素材の服は着ない。すくなくともそれで外出はしない。それらのワードローブは揃えつつある。そしてこの後、体型をこれ以上拡げないようにして、二十年もたせたい。強い希望として持たせたい。

2021年2月5日金曜日

私服問題1

 私服問題



1

二つ目の仕事はスーツの仕事だった。当時はソフトスーツというだぼっとした感じのカーキやグレーのスーツがはやっていた。またはベストつきの三つ揃え。その後ブレザーにグレーのチェックや細身や三つボタンやいろいろと流行があったが、最後は紺のノーマルスーツで過ごした。そして私服の暮らしに入るが、どうしたものか。中学のころアイビーというのが流行った。ポパイという雑誌が創刊されてスリッポン、デッキシューズ、ボタンダウン、コッパン、チノパン、アディダスのスタンスミスなど、いろいろなアイテム(当時はワードローブと言っていたか)が紹介され、どれも中学生には高価なものだった。しかし、ジーパンはそれでもリーバイスやリーなどは少し無理すれば買えたので、一本をすり切りれるまではきつぶしたものだ。また、靴ではRの字が横にはいったリーガルのスニーカーが大流行した。これもローヤルとか類似品が多く出回り、本物をはいていると盗まれた。手にはマジソンバッグを持っていた。マジソンスクエアガーデン、そのあと英語でごちゃごちゃ、くすんだ紺色のスポーツバッグだ。それが廃れるとローリングスとかアディダスの横にでかいスポーツバッグが流行った。私は運動のうの字も縁がなかったがローリングスを買ってもらった。今思えば、裕福ではないが類似品でごまかされことはなかった。アディドスとかプーモなどはいいとして、ちょっと太めにアディダスとロゴされたアディダスの偽物が出回ったとき、それをズバリ持っていた女の子がクラスにいて、みんないたたまれなくなってしまった。そういうヒトコマばかりは四十年経っても忘れないものだ。彼女の困惑した横顔が今でも鮮明に思い浮かぶ。

2021年2月4日木曜日

四月五日

 四月五日

 


続々と退職後手続きの書類が届く。健康保険の任意継続関連の書類とともに新しい保険証が来た。これで医者にかかれる。前歯が欠けてしまったのでなおしたい。ハローワーク関連と、国民年金手続きを済ませなくてはならない。本日は妻子につきあって用足しに同行したが、七千歩ほど歩いて腰と膝に来た。晴天で暖かく、昼食にラーメンを食べたら、汗がずっと止まらない。髪の毛も伸ばしているので頭の中は湿地帯となる。よくみんな長髪にするものだと思う。相変わらず町中は年輩者の割合が多い。無印でメモパッドとボールペンを買った。ケンタッキーフライドチキンをおみやげに買った。今日から中学校は始まっている。あと、ドラムのスティックを買った。パールのクラシックシリーズ7HCという型番だ。覚えておかないと。今の練習用スティックは型番がはげてわからなくなってしまった。細くて軽く、チップがドングリ状のものが好みだ。電車の窓から遠くの桜が所々見える。やはり桜は遠桜がいい。

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このときからもうすぐ5年目

春が待ち遠しい今日この頃です

2021年2月3日水曜日

雑誌について

 雑誌について

 


dマガジンでいろいろな雑誌をちらちら見ている。カタログのような雑誌がとても多い。文房具、カメラ、オーディオ、PC、服、車、腕時計、もろもろ。また、グルメ、旅行、ホテル、ぞろぞろ。消費を促そうという雑誌がなんと多く、しかし、それが決してつまらなくないと言うのは何故に。物欲をそそられ、フォーカスがぴったり合えば、ネットでポチっとしたりしている自分がいる。大抵、買えば満足、そこが満足のピークで、本当に必要とするものだったかどうかはあまり深く考えていない。消費は経済の為には美徳なのだろうが不安定な生活に突入するに当たりすこし態度を改めなければならないと切に思う。今度新製品ができましたので是非、取り上げていたればと。タイアップしているだろうなと思う。そこに上下関係が生まれたり、接待があったり、物品の提供があったり、まあ、いろいろあるだろう。しかし、最終的に雑誌を見、または買い、そしてその中の物品を手に入れるのはあくまで自分の判断なので、それをいかに判断させるか、全力でかかってくるならそれはそれで乗りもしよう。この程度でいいだろうとなめてかかる雑誌もあるだろう。そういった雑誌はいずれ淘汰されていくのだろうが、部数減少から内容のの低下を招き、紙面を一新し生まれ変わるべく迷走を重ねていく雑誌もまたそれはそれで面白い。そのような結果として休刊した雑誌が復刊することはほとんどない。

2021年2月2日火曜日

考える前に

 考える前に

 


考える前に行動している人がいる。行動する前に考えて萎えてしまう人がいる。私だ。引きこもりの部屋はカーテンが閉まっていて暗いかと言えば全くそんなことなく明るい。窓が大きく取られているから。部屋からは世間が見える。道路の物流と人の往来と建材を取り扱う企業と。一本の道が遠くまで延びているのが見える窓がある。その道は見通しが悪く、しばしば事故が起きる。とまれの標識が見えづらく、自転車はそこをノーブレーキで横切る。停止線でいったん止まる車のなんと少ないことか。外は寒そうだ(夏ならば暑そうだ)匂いや風やあたたかさつめたさにふれるには外出するのがいいと分かっているのだが、出る前に萎えしまう。脳が外出をネガティブにとらえているのだろう。なにかいいことが、というよりどうせたいしたことない、と。そのような思考もおそらく何らかの方法でリセットする事が出来ると思われる。ダイエットのために脳をリセットするには断食をしてみるというのを読んだような記憶がある。ならば、置き換えるなら、とにかく朝めざめたら何も考えずに外出してみるのがいいのだろうか。ただ引きこもった状態は必ずしもいいとは思わないが不快ではない。何かしていなければ落ち着かないが外出しなくても何かしらしている。さんざん休んでいるのにまだ休養を欲している。気がつけば眠っている。とくに午後は。従って今は眠るのに忙しく外出の暇がない。

2021年2月1日月曜日

古いケイタイ

 

古いケイタイ


 

以前にも書いたと思うが、電力消費低減のため、古いケイタイ、スマホをテレビとして活用している。USBで電源供給出来る機材の消費電力はたかがしれている。その上、充電式だ。一つは主にいるコックピットのソファの上。悲しいかな老眼で画面が見えないので少し離れたとこに虫眼鏡を立てかけている。といっていも画面は殆ど見ない。声を流しておくため。場合によっては2台つけている。ワイドショウは順序こそ違えど、同じ話題を取り上げている。同じ話題を同時に流していることもある。切り口もその局独自というのはあまり感じない。いちいちテレビの話題やコメントに腹を立てない。所詮ひとごと。でも何か、テレビが点いていないと物足りない。あとは寝床に二つのスマホ。ニュースをつけておきいつの間にか寝ている。そのため二台を交互に充電して使用している。勝手に充電が切れてスリープタイマーになる。古いケイタイ、スマホは1000円程度で手に入る。機種変更の時は必ず古い物を持って帰る。とはいえ、機種変更などよほどのことがない限りしない。今はスマホすら外出しないので持て余している。昨日、ひさびさに会社から電話があって、妙に緊張したうえに、言葉が莫迦見たく丁寧になってしまった。