考える前に
考える前に行動している人がいる。行動する前に考えて萎えてしまう人がいる。私だ。引きこもりの部屋はカーテンが閉まっていて暗いかと言えば全くそんなことなく明るい。窓が大きく取られているから。部屋からは世間が見える。道路の物流と人の往来と建材を取り扱う企業と。一本の道が遠くまで延びているのが見える窓がある。その道は見通しが悪く、しばしば事故が起きる。とまれの標識が見えづらく、自転車はそこをノーブレーキで横切る。停止線でいったん止まる車のなんと少ないことか。外は寒そうだ(夏ならば暑そうだ)匂いや風やあたたかさつめたさにふれるには外出するのがいいと分かっているのだが、出る前に萎えしまう。脳が外出をネガティブにとらえているのだろう。なにかいいことが、というよりどうせたいしたことない、と。そのような思考もおそらく何らかの方法でリセットする事が出来ると思われる。ダイエットのために脳をリセットするには断食をしてみるというのを読んだような記憶がある。ならば、置き換えるなら、とにかく朝めざめたら何も考えずに外出してみるのがいいのだろうか。ただ引きこもった状態は必ずしもいいとは思わないが不快ではない。何かしていなければ落ち着かないが外出しなくても何かしらしている。さんざん休んでいるのにまだ休養を欲している。気がつけば眠っている。とくに午後は。従って今は眠るのに忙しく外出の暇がない。
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