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2021年2月25日木曜日

朝起きたら

 朝起きたら

 


朝起きてみたら円安が進んで、サラリーマン時代の月収の三分の二程度が残高から消えていた。昨晩は円高を願いながら早く明日にならないか、と思いつつ眠り、これだ。朝からとてつもなくブルーだが、こういう気持ちはこの生活をする以上、レベルの差こそあれ何度も味わうこととなるだろう。相場は行ったきりにはならない。あがれば下がり、下がればあがる。ただ、その期間がどの程度なのか、誰にも言い当てることは出来ない。値幅もどうかわからない。いつも頭は何かを考えている。どんな考えであろうと、考えが休まることはない。あがれば下がった時を考え、下げればその分を補うことを考え、そのほかにもいろいろなことを考え、考えてもわからないことを考え、考えている様子はともすれば腑抜けに見えて。見た目は楽そう。身体的には楽。しかし、考えることをやめたあとには何がどうなるのか。それについては出来る限り考えないように、懸命に今ある事象に考えを巡らせ続ける。

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