ポテトサラダチャレンジ
妻のポテトサラダに不満があった。妻は実家の母がやったとおりに作っていると言った。しかし、何かが違う。
私はポテトサラダはおかずとして育った。
おかずとしてのポテトサラダ。
娯楽としての投資。
いや、投資は娯楽ではない。
妻のポテトサラダは一口目に何か、癖ががつんとくる。別に二口目以降はさほど気にならないのだが、何か、つんとくる何か。
クックパットでいろいろなレシピを見てみた。想像したようなレシピが並んでいた。特に、奇をてらった物はない。で、私もごくふつうのポテトサラダ、できればおかずたりえるものを作ろうと、チャレンジしてみた。しかし、そこは大名料理、じゃがいもの皮むきやキュウリの塩もみは妻にやってもらった。
じゃがいも三個を乱切りとミックスベジタブルを同時にレンジにかけた。それがあがったところに粗塩三から四まわし、砂糖大さじ一、胡椒五回しくらい、それを鍋にかけて粉ふきいも様に乾煎りする。そこに、酢をじょぼじょぼ、大さじ二杯くらいか、を振りかけて混ぜる。
妻が酢にむせる、と言っていた。
適当なところで火をとめ、ハムを二枚程度刻んで入れた。スプーンであら熱を取るように混ぜ、そこに味の素を三振り程度、私は田舎味覚なので味の素好き、そこにキュウリの塩もみを投入、湯気がなくなるまでさらに混ぜ、最後にマヨネーズを大さじ三程度か、さっくりと和えて完成。
口にするとまず、甘みが来た。ミックスベジタブルの人参かコーンの甘み? 砂糖の感じはあまりしない。酢も、火にかけて少しとばしてあるので尖っていない。じゃがいものレンジ掛けが少し甘かったか、芯がさくっ、と残ってしまった。これはテクニカルな部分なので次回は留意。
適度に濃厚で、辛さが少し後味に残る。まあ、合格と言える味ができた。妻はハムの味が際だつというポテトサラダとしては微妙な感想を口にした。
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