本格中華
そういえば、食べていない、中華料理。町のラーメンはたまに食べている。そうではなく、大皿で、回るテーブルに乗っている中華料理。といっても私も別に食通ではないので、そんなに何度も中華料理のレストランに行ったわけではない。東天紅。上司に中国好きな人がいて、一人でヒョイヒョイ中国へ行っていた。言葉も独学でマスターしていて、現地人と親しく、土地の人が食べる中華の味を知る人だった。その人曰く「中華料理の醍醐味は、後味にあり」。本当においしい中華は食べた後に、口中にいい香りが微かに残り、それが余韻として楽しめるものなのだと言っていた。中華の余韻とはどんな香りなのだろう。山椒の辛み? 香菜? よくわからない。が、少しずつ出てくる中華のコース料理をなぜだか食べたくなっている。蒸し鶏の前菜、カシューナッツ炒め、焼豚、スープ、少しずつ小皿に盛って、人に気を使いつつ、お腹いっぱいになりそうでならない、そして、私の嫌いな魚介は残して、少しずついろいろな種類を食べたい。今、横浜中華街も食べ放題が花盛りと言うことらしく、どういう形式なのかわからないが、回るテーブルではなくていい。人に気を使うのももういい。とにかく、いろいろな種類を少しずつ。少しずつだ。
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